GJ > 競馬ニュース > 「良くなった」メイショウテッコン
NEW

武豊「良くなったわ」メイショウテッコンが日経賞(G2)で開花!? ライバル手薄でチャンスはある

【この記事のキーワード】, ,
武豊「良くなったわ」メイショウテッコンが日経賞(G2)で開花!? ライバル手薄でチャンスはあるの画像1

 23日に中山競馬場で日経賞(G2、芝2500メートル)が行われる。メイショウテッコン(牡4歳、栗東・高橋義忠厩舎)は同世代のライバル、エタリオウを倒して2つ目の重賞タイトルを獲得できるのだろうか。

 メイショウテッコンは昨秋の菊花賞(G1、芝3000メートル)で気分良く先行できず14着に敗退。今年は巻き返しを図るべく日経新春杯(G2、芝2400メートル)から始動したが、出遅れて後方からの競馬になってしまった。鞍上の武豊騎手は3角からまくって一気に先頭に立ったが直線半ばで力就きて9着だった。この日経賞で好走しなければ天皇賞・春(G1、3200メートル)は見えてこない。

 1週前追い切りでは栗東・CWで6F79秒0。騎乗した武豊騎手に「良くなったわ」と言わせた。高橋義忠調教師は「状態には自信を持って出せる」「ひと夏を超えて背が高くなり、そこからグッと実が入った。一回使って幅が出たし、完成形に近づいている」と強気の構えだ。最終追い切りは栗東・坂路で4F51秒2-1F11秒8と自己ベストタイムを出した。反撃態勢は整ったようだ。

 メイショウテッコンには金星が2つある。その1つが3歳1月の梅花賞(500万下、芝2400メートル)。鞍上の武豊騎手は先行しながら様子をうかがい、1コーナーで先頭に立つ。後に菊花賞2着となり、この日経賞では断然人気となるエタリオウの猛追をハナ差しのいで逃げ切った。

 もう1つが3歳夏のラジオNIKKEI賞(G3、芝1800メートル)。白百合S(オープン、芝1800メートル)を逃げ切りで快勝したため2番人気に支持された。1番人気は後に菊花賞馬になる2戦2勝のフィエールマン。逃げずに中団から差して優勝。追い込んできたフィエールマンは半馬身差の2着だった。

 菊花賞の1、2着馬であり、今年の天皇賞・春の有力候補を負かしたことのあるメイショウテッコンは高い素質を持っていることは明らか。菊花賞の前哨戦、神戸新聞杯(G2、芝2400メートル)では逃げ粘って、2着のエタリオウとアタマ差の3着。エタリオウに負けはしたが大きな力量差はなかった。

 しかし、負けるときはコロッと負ける。3歳春は若葉S(オープン、芝2000メートル)で6着となり皐月賞(G1)に出走できず、京都新聞杯(G2、芝2200メートル)で5着に負け日本ダービー(G1)にも出走できなかった。近2走も前述の通り菊花賞14着、日経新春杯9着。

武豊「良くなったわ」メイショウテッコンが日経賞(G2)で開花!? ライバル手薄でチャンスはあるのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  6. 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  9. JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客