真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.04.04 11:58
JRA「アーモンドアイとは別の道」ラッキーライラック断然人気で阪神牝馬S(G2)へ。大本命に死角は
編集部

4月6日、阪神競馬場で阪神牝馬S(G2、芝1600メートル)が開催される。圧倒的1番人気が予想されるラッキーライラック(牝4歳、栗東・松永幹夫厩舎)は人気に応えて優勝できるのだろうか。
「生まれた年が違っていれば……」。生涯に一度しか出走できない3歳クラシックについては、この言葉がよく使われる。ラッキーライラックは後々にもこの言葉を言われ続ける1頭。昨年の桜花賞(G1、芝1600メートル)にアーモンドアイが出走していなければ、優勝したのはラッキーライラックだった。
一昨年の夏、新潟で新馬戦(芝1600メートル)を楽勝すると、3歳の春までアルテミスS(G3、芝1600メートル)、阪神JF(G1、芝1600メートル)、チューリップ賞(G2、芝1600メートル)と、G1戦も含め重賞3連勝。すべて先行策から押し切る完璧な内容だった。桜花賞では万全を期して追い出しを我慢、直線半ばで先頭に立った。しかし、すでにアーモンドアイが直後に迫っていた。
桜花賞で花開くはずだった幸運のシンボル五弁のライラックは、アーモンドアイの次元の異なる走りにもぎとられてしまう。
オークス(G1、芝2400メートル)では常に先着してきたリリーノーブルに逆転されての3着。秋華賞(G1、芝2000メートル)はトライアルを使えずぶっつけで臨み9着に惨敗。明らかに調整不足だった。
こうして2歳デビューから3歳クラシックの走りを終えたラッキーライラックは休養に入り、今年の2月、中山記念(G2、芝1800メートル)で競馬場に戻ってきた。松永幹夫調教師は「(日程の決まった秋華賞と異なり)今回は馬の状態に合わせてレースを考えることができた。中身が全然違う」と復調をアピールした。
PICK UP
Ranking
11:30更新
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……- JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 天才・武豊と帝王・岡部幸雄の意地がぶつかり合った「天と地」の決戦。天皇賞・春(G1)に25年の時を経て再び訪れた「世紀の対決」
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 武豊の次に「上手い」のはアキヤマ!?「世界No.1」のR.ムーア騎手が「上手な日本人騎手」として武豊騎手の次に挙げた”意外”な名前
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
















