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JRA「2着王」キセキ宝塚記念(G1)選択に「なぜ」? 天皇賞・春を嫌うのは「今後」のためか

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 31日に阪神競馬場で行われた大阪杯(G1)で2着に入ったキセキ(牡5歳、栗東・角居勝彦厩舎)が、次走に6月23日に開催される宝塚記念(G1、芝2200メートル)を予定していることがわかった。

 キセキは一昨年の菊花賞(G1)を制覇したものの、その後は低迷。だが昨秋の毎日王冠(G2)から鞍上に川田将雅騎手を迎えると、逃げ馬に変身して3着。続く天皇賞・秋(G1)も3着、ジャパンC(G1)2着、有馬記念(G1)5着と、秋の古馬王道路線で堂々の戦いを演じ、復活を果たした。

 今年は大阪杯から始動。レースは好スタートを決めたエポカドーロがハナを主張し、キセキは2番手からの競馬となった。最後の直線の入り口から進出し、外からキセキがエポカドーロに並びかける。だが伸び始めたキセキとほぼ同じタイミングで内からアルアインが抜け出し、2頭の叩き合いに。ゴール前まで熾烈な叩き合いが繰り広げられるも、クビ差でアルアインが勝利。キセキはまたしても2着に終わった。

 レース後、川田騎手は「最後までしっかり頑張ってくれました」と相棒をねぎらい、そして「何とかキセキとともにG1を取りたいと思っているんですが。申し訳ありません」と頭を下げた。

「同じ2着とはいえども、昨年のジャパンCではアーモンドアイに1と4分の3馬身差をつけられての完敗。今回はタイム差ナシの2着ですからね。これ以上ないほど勝利に近づいただけに、くやしさもひとしおだったのではないでしょうか。

ただ川田騎手も『キセキでG1を取りたい』と語っていますし、宝塚記念でもこのコンビは継続するはず。G1馬が8頭も参戦した大阪杯ほど有力馬も集まらないはずですので、ここが最大のチャンスになるでしょうね」(競馬誌ライター)

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