真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.04.04 13:38

JRA「2着王」キセキ宝塚記念(G1)選択に「なぜ」? 天皇賞・春を嫌うのは「今後」のためか
編集部

31日に阪神競馬場で行われた大阪杯(G1)で2着に入ったキセキ(牡5歳、栗東・角居勝彦厩舎)が、次走に6月23日に開催される宝塚記念(G1、芝2200メートル)を予定していることがわかった。
キセキは一昨年の菊花賞(G1)を制覇したものの、その後は低迷。だが昨秋の毎日王冠(G2)から鞍上に川田将雅騎手を迎えると、逃げ馬に変身して3着。続く天皇賞・秋(G1)も3着、ジャパンC(G1)2着、有馬記念(G1)5着と、秋の古馬王道路線で堂々の戦いを演じ、復活を果たした。
今年は大阪杯から始動。レースは好スタートを決めたエポカドーロがハナを主張し、キセキは2番手からの競馬となった。最後の直線の入り口から進出し、外からキセキがエポカドーロに並びかける。だが伸び始めたキセキとほぼ同じタイミングで内からアルアインが抜け出し、2頭の叩き合いに。ゴール前まで熾烈な叩き合いが繰り広げられるも、クビ差でアルアインが勝利。キセキはまたしても2着に終わった。
レース後、川田騎手は「最後までしっかり頑張ってくれました」と相棒をねぎらい、そして「何とかキセキとともにG1を取りたいと思っているんですが。申し訳ありません」と頭を下げた。
「同じ2着とはいえども、昨年のジャパンCではアーモンドアイに1と4分の3馬身差をつけられての完敗。今回はタイム差ナシの2着ですからね。これ以上ないほど勝利に近づいただけに、くやしさもひとしおだったのではないでしょうか。
ただ川田騎手も『キセキでG1を取りたい』と語っていますし、宝塚記念でもこのコンビは継続するはず。G1馬が8頭も参戦した大阪杯ほど有力馬も集まらないはずですので、ここが最大のチャンスになるでしょうね」(競馬誌ライター)
PICK UP
Ranking
5:30更新浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 武豊を「激怒」させた地方騎手が心中を吐露……交流G1完全制覇を阻まれた「疑惑」のJBCレディスクラシック(G1)を振り返る
- 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- JRA「致命的な不利」に武豊が検量室で怒り爆発!? 後のダービー馬を襲った「痛恨」アクシデント