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「武豊の次に上手い?」JRA秋山真一郎が桜花賞(G1)プールヴィル「美味しすぎる重賞馬」で勝負

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 血統はどうなのか。父も母も見慣れない名前。父のルアーヴルは現役時代はフランスで走り、C.ルメール騎手が主戦だった。フランスダービー(G1、芝2100メートル)を勝っているが2000メートル以上のレースを走ったのはフランスダービーだけ。フランスダービーが引退レースになったので中距離適正は不明だ。マイル戦で2勝、1400メートル戦で1勝しているので、あまり長い距離は向かないのかもしれない。母のケンホープもフランスの馬で、マイルの重賞であるグロット賞(G3)を勝っている。

 血統からはマイルに問題はないようだ。プールヴィルが桜花賞で実際にマイルを克服するにはどうすればいいのだろうか。秋山騎手は桜花賞の追い切り後「1F延長が一番のポイントだけど、操縦性と性格の良さ、器用さで頑張ってくれないかな」とコメント。庄野靖志調教師は「レースセンスが良く勝負根性がある。マイルも心配はしていない」と距離に不安は持っていない。

 秋山騎手と庄野調教師はプールヴィルの長所を「操縦性」「性格の良さ」「器用さ」「レースセンス」「勝負根性」という言葉で表現している。フィリーズレビューで外に進路変更する際も鞍上の指示に素直に従っていた。プールヴィルが桜花賞で好走できるかどうかは、秋山騎手がその長所を引き出せるかどうかにかかっていると言える。

 秋山騎手と言えば、R.ムーア騎手が日本で武豊騎手の次に上手い騎手として指摘した話が有名だが、多くの穴党ファンが追っかけていれば必ず儲かる騎手として信頼している。昨年は福島牝馬S(G3)のキンショーユキヒメとアイビスサマーD(G3)のダイメイプリンセスで重賞制覇。どちらのレースも「上手い!」とうならせてくれた。

 プールヴィルは1400メートル専用機と見られ人気にならないだろう。しかも、大外の8枠18番。なおさら人気にならない。だからこそ、秋山騎手とプールヴィルのコンビは馬券検討から外すことはできない。

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