GJ > 競馬ニュース > 「取捨難解」ラッキーライラック  > 2ページ目
NEW

JRAヴィクトリアマイル(G1)「取捨難解」ラッキーライラック真の実力は? 石橋脩「消極騎乗」今回はなし?

【この記事のキーワード】, ,

JRAヴィクトリアマイル(G1)「取捨難解」ラッキーライラック真の実力は? 「消極騎乗」今回はなし?の画像2

 ヴィクトリアMは”春の古馬女王決定戦”ではあるが、今年に限っては”牝馬ナンバー2決定戦”。ここに昨年の牝馬3冠を達成、ジャパンC(G1、芝2400メートル)も制したアーモンドアイはいないからだ。そして、桜花賞以降アーモンドアイに次ぐナンバー2と目されてきたのがラッキーライラック。中山記念でクビ差負けたウインブライトは後に香港のクイーンエリザベス2世C(G1、芝2000メートル)を優勝したように、強豪牡馬と互角に戦える力がある。アーモンドアイがいなければ、阪神JF(G1、芝1600メートル)以来となる2つ目のG1制覇をもぎ取りたい。

 阪神牝馬Sの巻き返しに向けた調整は順調のようだ。1週前追い切りは栗東・CWで6F82秒7-1F11秒6。豪快なフットワークを見せ、終いは鋭く伸びた。松永調教師は「何も不安がありません。前回は自分の競馬をさせてもらえませんでしたが、広い東京コースならのびのび走れると思う」と自信のコメントを出した。

 鞍上は新馬戦以来ほとんど手綱を取っている石橋脩騎手。さっと2、3番手につける積極的なレースをしてきた。ただし、控え気味だったオークスと阪神牝馬Sについては、競馬SNSでは”消極的”という批判の声も見られた。しかし、阪神牝馬S後に「かわいそうなレースをしてしまいました」とコメントしているように、今回はいつもの積極的な競馬をしてくれるだろう。先日のNHKマイルC(G1)では14番人気ケイデンスコールで2着。上り調子だ。

 ラッキーライラックが行きっぷりの良さを生かすのびのびとしたレースで勝ち切るための条件は、縦長のばらける隊列になることだろうか。1番人気が負けて波乱になりやすいレース。この馬を押さえに回す作戦もありだ。

JRAヴィクトリアマイル(G1)「取捨難解」ラッキーライラック真の実力は? 石橋脩「消極騎乗」今回はなし?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
  6. 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
  7. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  8. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  9. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  10. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?