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JRAルメール「騎乗停止」、武豊「大外刈り」、川田将雅不運続きに前代未聞の薬物問題……【JRA春競馬ネガティブ総括】

デスク「Y」:カップ麺生活を送ることになったから、金銭面だけではなく、健康面でも痛手だよお。次に頼ったC.ルメール騎手は騎乗停止になっちゃうしさぁ。

ライター「A」:NHKマイルCで1番人気に推されたルメール騎手のグランアレグリアは、最後の直線でダノンチェイサーの進路を妨害。4位入線から5着に降着し、ルメール騎手には16日間(開催6日間)の騎乗停止処分がくだされ、日本ダービー(G1)などに騎乗できなくなりました。

JRAルメール「騎乗停止」、武豊「大外刈り」、川田将雅不運続きに前代未聞の薬物問題……【JRA春競馬ネガティブ総括】の画像2

デスク「Y」:もともとルメール騎手らには『裁定が甘いのでは!?』なんて疑念も上がっていたけど、さすがにこのときの斜行はアウトと判断されたね。結局、短期間に同様の不注意騎乗があったとして、重めの処分がくだった。これを機に裁定の基準も統一してもらいたいもんだ。今のままじゃ、関係者の不満は収まらないだろうから。

ライター「A」:川田将雅騎手はルメール騎手から2度も不利を受けています。皐月賞ではルメール騎手のサートゥルナーリアが最後の直線で騎乗馬のヴェロックスに激しく接触。またNHKマイルCでも、不利を受けたダノンチェイサーに騎乗していたのは川田騎手でした。

 ほかにも川田騎手は、高松宮記念で騎乗したアレスバローズ、またダノンファンタジーで臨んだオークスでも不利を受けるなど散々でしたね。

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デスク「Y」:有力馬に騎乗しているし、マークされる立場だからある程度は仕方ないのかもしれないけど、見ていて痛々しかったよね。そして、安田記念(G1)ではスタート直後に、大外枠だった武豊騎手のロジクライが内側へ急激に斜行。川田騎手のダノンプレミアムやアーモンドアイ、ペルシアンナイトがまとめて不利を受けてしまった。

ライター「A」:ダノンプレミアムを管理する中内田充正調教師は「出遅れではなく、ゲートで邪魔をされたのが全て」と言葉少なに語り、アーモンドアイの国枝栄調教師も「スタートが全てだな。位置取りも悪くなって、ちょっと厳しかった」と憮然とした表情を浮かべていましたね。そしてペルシアンナイトに騎乗していたデムーロ騎手は『ノーコメント。信じられない』と、まさかの取材拒否をするなど大荒れだったといいます。

デスク「Y」:レース後は検量室がやばかったらしいね。普通なら不利を与えた騎手やスタッフに声を荒げる人もいるけど、今回は馬の責任が大きいとはいえ、ヤラカシたのはあの武豊騎手。なんともいえない重苦しい空気が流れていたってさ。まぁ、どうしていいかわかんないよねぇ。

ライター「A」:さらにダノンプレミアムの川田騎手は最後の直線で追うのをやめ、入線後に下馬。なにかしらのアクシデントかと思われましたが、後日、JRAは『異常なし』と発表。ほっとしましたね。

デスク「Y」:あれでなにかあったら、後味悪すぎだもの。なにはともあれ、人馬ともに無事で本当に良かったよ。

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