GJ > 競馬ニュース > 「何故」サートゥルナーリア
NEW

JRA日本ダービー(G1)「何故」サートゥルナーリア敗戦の裏。ルメール騎乗停止より大きかった皐月賞の「誤算」

【この記事のキーワード】, ,
JRA日本ダービー(G1)「何故」サートゥルナーリア敗戦の裏。ルメール騎乗停止より大きかった皐月賞の「誤算」の画像1

 26日の日本ダービー(G1)は、12番人気ロジャーバローズが2番手から早め先頭、レコードタイムとなる2:22:6で勝利。前が止まらない高速馬場を活かし、浜中俊騎手の気迫が、追いすがる2着ダノンキングリーをクビ差抑え込んだ。

 歴史に残る大波乱となった令和初の日本ダービーだが、単勝1.6倍の1番人気に推されたサートゥルナーリア(牡3 栗東・角居勝彦厩舎)は、同厩ロジャーバローズと明暗の4着。無敗の二冠はならなかった。

 スタートで立ち上がる素振りを見せ、痛恨の「出負け」をしたサートゥルナーリア。ライバルと目されるダノンキングリー、ヴェロックスが中団前目のいいポジションを得る中、中団の後ろでレースを進める展開に。逃げるリオンリオンは暴走ともいえるペースで飛ばしていたが、離れた2番手ロジャーバローズは「マイペース」に持ち込んでいた。この時点で「勝負あった」といえるかもしれない。

 最後の直線で大外に持ち出されたサートゥルナーリアだが、満を持して先頭に立ったロジャーバローズ、それをベストなタイミングで追ったダノンキングリーとの差は、残り200m地点で4~5馬身。結局差は詰まらず、最後は溜めた脚を爆発させたヴェロックスにも交わされ4着に終わった。

 断然人気を集めた中での敗戦。もちろん競馬に絶対はないが、ここまで圧巻のパフォーマンスを続けていただけに、敗戦のショックは大きいだろう。

JRA日本ダービー(G1)「何故」サートゥルナーリア敗戦の裏。ルメール騎乗停止より大きかった皐月賞の「誤算」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
  6. 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
  7. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  8. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  9. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  10. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?