真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.05.26 17:38
JRA日本ダービー(G1)「何故」サートゥルナーリア敗戦の裏。ルメール騎乗停止より大きかった皐月賞の「誤算」
編集部
「出遅れは痛かったですが、最後の最後で脚が止まりヴェロックスに交わされた点を『距離の限界』と見る向きもあります。短距離王ロードカナロアの血が影響したのか。無論、アーモンドアイのように距離をこなす強豪もいますが……。
この日のサートゥルナーリアはスタンド前の輪乗りでも首を上下させる様子があり、かなりイレ込んでいるのがわかりました。その時点で体力を消耗していた可能性もあります。いずれにせよ、期待されていた秋の『凱旋門挑戦』可能性はかなり狭まったように思います」(競馬ライター)
さまざまな要因が今回の敗戦にはありそうだが、やはり「イレ込み」「出遅れ」「距離への疑問」が大きなところだろうか。上がり最速を記録している点から力は見せてはいるのだが……。
また、皐月賞終了後からこのレースまでの「流れ」が、今回の敗戦に直結したという見方もある。
「皐月賞を休み明け、7分程度のデキで勝利しましたが、かなりの大接戦だったため、思いの外ダメージが残っていた可能性はあります。
実際、1週前追い切りでは、ラストこそ11.6秒とキレ味は見せたものの、6ハロンは87.1秒と”ゆるゆる”でした。最終追い切りではしっかりタイムを出してきましたが、ライバルのヴェロックスやダノンキングリーが1週前にしっかり仕上げ、最終追い切りは調整程度だったのとは真逆。1週前にしっかり追えなかった点から、やはり初めてといっていい激戦のダメージが残っているのではないか、という意見はありました。
PICK UP
Ranking
5:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは