JRA鳴尾記念(G3)武豊タニノフランケル最有力! 現場情報を駆使した「三連単勝負」決行!
昨年のNHKマイルC(G1、芝1600メートル)では殊勲の2着。暮れの中日新聞杯(G3、芝2000メートル)では古馬相手に快勝するなど、世代トップクラスの実力を持つことを証明した。
だが、今年の始動戦である金鯱賞を6着で終えると、続くダービー卿CT(G2、芝1600メートル)でも5着。期待されたほどの走りを見せられないでいる。
「前走は出走馬の中で最も重い斤量57.5キロを背負ったのがこたえたようですね。今回は斤量が軽くなり、さらに相手関係も緩和しますので、人気を集めるでしょう。
スタッフは『まだ完成途上。G2では力不足でしたけど、G3の別定戦ならチャンス。今回、初めて福永祐一騎手が騎乗しますが、従順なタイプなのでテン乗りも問題ないでしょう』と話していました。また『本格化するだろう秋には大舞台を目指したい』と強気でした。しっかりと走ってくれそうです」(競馬誌ライター)
「▲」は5番ノーブルマーズ(牡3、栗東・宮本博厩舎)だ。
昨年の宝塚記念(G1、芝2200メートル)では、12番人気ながら3着。波乱の立役者となった。
だが、その後アルゼンチン共和国杯(G2、芝2500メートル)で9着、ジャパンC(G1、芝2400メートル)は13着。今年の日経新春杯(G2、芝2400メートル)で4着に入ったものの、前走の京都記念では3番人気と期待されたが9着と惨敗を喫している。
「前走はスローペースすぎたため、折り合いを欠いてしまいましたね。しかし、敗因ははっきりしているため、スタッフも悲観していませんでした。今回は斤量差もありませんし、『この組み合わせ、コースならリズム良く運べるはず』と話していましたよ。
叩き良化型ですから『完調ではないけど、格好はつけられる態勢』と、状態は整っているようです。宝塚記念に向けてはずみをつけたいところでしょうね」(栗東関係者)
PICK UP
Ranking
17:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!