GJ > 競馬ニュース > 美浦トレセン調教師ら悲鳴
NEW

JRA美浦トレセン「ウッドコース閉鎖」に調教師ら悲鳴……大規模改装「生みの苦しみ」も”徒労”に終わりそうな理由

【この記事のキーワード】, , ,
JRA美浦トレセン「ウッドコース閉鎖」に調教師ら悲鳴......大規模改装「生みの苦しみ」も徒労に終わりそうな理由の画像1

 昨年、開場40周年を迎えた美浦トレーニングセンターでは現在、大規模な改修工事が行われている。長年続く「西高東低」を解消すべく、老朽化した調教施設の大幅なテコ入れを目的として行われているが、思わぬ”生みの苦しみ”に多くの関係者が頭を抱えているようだ。

「最近になってよく聞くのが、美浦のウッドコース閉鎖への対応ですね。現在の美浦トレセンはウッドの調整が主流。毎週、多くの陣営が利用しています。

 しかし、ここに来て工事のためにウッドコースが一時的に使えなくなるとか。昨年から始まった美浦トレセンの大規模改装の一環のようですが、最も頻繁に使用される調教コースが使用不可となれば『どうやって調整しようか……』と頭を抱えている関係者も多いとのこと。常識的には坂路やダートコースで代用することが考えられますが、関東馬の調整過程に微妙な影響を与えそうです」(競馬記者)

 昨年から始まった美浦トレセンの大規模改装工事。最大の目玉は栗東トレセンを超える33mの高低差に生まれ変わるNEW坂路コースだが、使用頻度が高いウッドチップコースも現状のBコースから、現在のダートコースとなるDコースへ移設。現状は右回りのみの使用だが、左右両回りが可能なコースとなる模様だ。

 新ウッドチップコースの完成は今年9月の見込みだが、その間ウッドコースが使えなくなるようだ。

 例えば、先日の安田記念(G1)に出走した関東馬はアーモンドアイを筆頭に5頭いたが、最終追い切りはすべての馬がウッドコースを使用していた。これだけを見ても、例え一時的にせよ美浦ウッドが使えないことは、関東馬に大きな影響をもたらしそうだ。

JRA美浦トレセン「ウッドコース閉鎖」に調教師ら悲鳴……大規模改装「生みの苦しみ」も”徒労”に終わりそうな理由のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛