真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.07.09 02:48

JRAキングカメハメハ種牡馬引退。ディープインパクトを超える「偉業」と「後継」
編集部

まさしく「大種牡馬」といえる存在だ。
JRAのリーディングサイアーランキングで、長らくディープインパクトとワンツーを死守していたキングカメハメハ(牡18)が、種牡馬を引退することがわかった。
先日「体調不良」により種付けを見送っていたが、「日刊スポーツ」によれば体調は戻らず、来年以降の種付けも行われないことに決まった。社台コーポレーションの吉田勝己代表取締役は「もう目が見えていないところもあるので」など、取材で老化について触れている。
2004年、史上初めてNHKマイルC→日本ダービーの「変則二冠」を達成し、その年の秋に引退したキングカメハメハ。種牡馬入り後は、3年目の2010年にローズキングダム、ルーラーシップ、トゥザグローリーら強豪牡馬がクラシックを盛り上げ、牝馬ではアパパネが牝馬三冠を獲得。初のリーディングに輝くと、11年も2年連続でリーディングに。
12年以降は種牡馬としての宿命のライバルであるディープインパクトの台頭により、7年連続でサイアーランキング2位。3位以下を大きく突き放す「2強時代」を築いた。JRA勝利数は歴代3位。
数字の面では、前述のディープインパクトの戦いに敗れてしまった印象も強いが、「未来」を見ればキングカメハメハのほうが有利かもしれない。もともと日本で飽和状態にある「サンデーサイレンス」の血が入っていないため、繁殖牝馬を幅広く付けられるのが強みだったが、それが「産駒たちの種牡馬としての活躍」にも大きく影響している。
PICK UP
Ranking
23:30更新宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
- 宝塚記念(G1)武豊の起用は「懲罰交代」が濃厚か…G1初勝利の若手が失った関係者の信頼、師匠の逆鱗に触れた「問題行動」の裏側
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!