GJ > 競馬ニュース > キセキ「またまた2着」  > 3ページ目
NEW

JRA宝塚記念(G1)キセキ「またまた2着」川田将雅「勝ち馬が強かった」 現役最強「逃げ馬」が苦しむほど際立つキタサンブラックの偉大さ

【この記事のキーワード】, , ,
JRA宝塚記念(G1)キセキ「またまた2着」川田将雅「勝ち馬が強かった」 現役最強「逃げ馬」が苦しむほど際立つキタサンブラックの偉大さの画像2

 ただ現役時代G1を7勝したキタサンブラックだが、今回のキセキのように最初から最後まで先頭での逃げ切ったのは、実は3度しかない。4歳時の天皇賞・春とジャパンC、そして引退レースの有馬記念だ。

 如何にG1での逃げ切りが難しいかを物語る事実だが、逆に3度も”偉業”を成し遂げたキタサンブラックは競馬史に残る名馬中の名馬といえるだろう。2年連続で年度代表馬に輝いたように、現役で頭一つ抜けた存在であることは必須といえる。

「自分の競馬はできていると思います。3着以下を突き放していますし、勝ち馬が強かったですね。返し馬でもお客様の期待を感じましたし、結果それに応えられず申し訳ありません」

 今年の宝塚記念のレース後、そう悔しさを噛み殺した川田騎手。今回のキセキの走りは、また一層ライバルたちを警戒させるはずだ。果たして、逃げ馬の宿命と戦い続けるキセキが覇権を握る日は来るのか、それとも以前のように逃げること自体をやめてしまうのか。

 もはや悲願になりつつある2度目のG1制覇へ。道のりは見た目以上に厳しいのかもしれない。

JRA宝塚記念(G1)キセキ「またまた2着」川田将雅「勝ち馬が強かった」 現役最強「逃げ馬」が苦しむほど際立つキタサンブラックの偉大さのページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
  2. 皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
  3. 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
  4. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  5. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  8. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  9. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬