真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.07.19 13:03

JRA福永祐一「クラシック意識」超良血ジュンライトボルトがデビュー! ドゥラメンテ、エアグルーヴ一族からキングカメハメハ「最後の傑作」?
編集部
近年は翌年のクラシックを沸かせるような有力馬が早めデビューを飾ることが、とにかく顕著になっている。昨年6月でデビューしながらも、わずか4戦で今年の皐月賞(G1)を制したサートゥルナーリアのように、素質馬を早めにデビューさせ、余裕を持ってクラシックへ駒を進めるのが最近の主流といえるだろう。
そういった意味で、今年の友道厩舎に入厩した2歳馬の“第一陣”は3頭いた。ラインベック、マイラプソディ、そしてジュンライトボルトだ。
その内、母に三冠馬のアパパネを持つラインベックと、母が米国G1馬のマイラプソディはともにデビュー戦を単勝1倍台で快勝。前者に至っては、今週末の中京2歳S(OP)でも最有力視されている。
「ジュンライトボルトは、その2頭に負けずとも劣らない動きを見せています。友道調教師は『好勝負になると思う』と控えめでしたが、人気を集めるのは間違いないでしょう。
この時期には貴重な2000m戦ということで16頭立てになりましたし、いい素質馬が揃った印象ですが、ここを楽に通過するようなら来年のクラシックの中心を担う存在になりそうです。当日は兄のグルーヴィットが中京記念(G3)に挑戦しますし、まずは弟が花を添えたいところですね」(別の記者)
福永騎手をダービージョッキーに導いた厩舎の先輩ワグネリアンは、中京競馬史上最速となる上がり3ハロン32.6秒を叩き出し、ファンの度肝を抜いた。
あれから2年、同じ中京の2000mでデビューするジュンライトボルトは、福永騎手にどんな「夢」を描かせるのか。父キングカメハメハは今年、種牡馬引退を表明しただけに「最後の大物」となるかもしれない。
PICK UP
Ranking
11:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 三浦皇成×ノースヒルズの「大物候補」がデビュー戦完勝! 出世レース快勝も「無念」の長期休養…元クラシック候補の“忘れ物”回収なるか
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?