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【関屋記念(G3)展望】JRA・G1好走ケイデンスコールに期待大! 経験豊富な古馬との初対決

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 ロシュフォール(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)は新潟大賞典(G3、芝2000メートル)で0.1秒差の3着に好走した。東京と新潟を得意としている馬なので前走の七夕賞(G3、芝2000メートル)の11着は度外視していい。久々のマイル戦を克服できれば巻き返しは必至だ。

 ソーグリッタリング(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)は前走のエプソムCで3着となり、重賞でも通用することを証明した。ただし、エプソムCは超スローの特殊な流れで、先行馬が32秒台の上がりを使えたレースだったことを考慮しておくべきだろう。

 オールフォーラヴ(牝4歳、栗東・中内田充厩舎)は昨年の忘れな草賞(オープン、芝2000メートル)を勝った後低迷していたが、ここにきてマイル戦を2連勝。マイルでこその馬である可能性がある、ここで好走できれば、秋のマイル戦線の惑星になっても不思議ではない。

 穴ではあるが、谷川岳S(オープン、芝1600メートル)を好タイムで勝ったハーレムライン(牝4歳、美浦・田中清隆厩舎)、一昨年の札幌2歳S(G3、芝1800メートル)で2着があるファストアプローチ(セ4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)に注意したい。

 その他では善戦続きのミエノサクシード(牝6歳、栗東・高橋亮厩舎)、福島牝馬S(G3、芝1800メートル)で2着だったフローレスマジック(牝5歳、美浦・木村哲也厩舎)、前走で初めてオープンを勝ったリライアブルエース(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎)あたりが伏兵となる。

 ケイデンスコールが3歳という若さを利して優勝するのか、それとも手練手管に長けた古馬が逆転するのか。関屋記念は8月11日、新潟競馬場で15時45分発走予定だ。

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