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JRA韓国遠征候補馬「急死」熱中症が原因か。重賞2勝ウインムート司法解剖も、関係者に動揺広がる

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 現役重賞馬の死去に動揺が広がっている。29日、交流重賞2勝のウインムート(牡6歳、栗東・加用正厩舎)が熱中症とみられる症状が悪化し、栗東トレセンで安楽死となった。

 今年のさきたま杯(G2)で重賞2勝目を飾り、11月のJBCスプリント(G1)を目指して宇治田原優駿ステーブルで放牧中だったウインムート。

 しかし、本馬が所属するウインレーシングクラブの公式ホームページによると、26日に熱中症とみられる症状により馬房で動けなくなったという。

 治療を行ったところ、一時は立ち上がって回復の兆しを見せていたが28日夕方から、再び立ち上がれない状態が続いていた。翌日、栗東トレセンの入院馬房に緊急搬送されたが、診断の結果、回復の見込みは乏しいことから、安楽死の処置がとられた。

「大変ショッキングなニュースで、関係者の間にも動揺が広がっています。ウインムートは昨日(29日)に栗東トレセンへ搬送されましたが、加用調教師によると、その時にはもうぐったりした様子だったそうです。

熱中症(とみられる症状)が直接的な死因ではなく、馬は立てない状態が続くと、地面に接している皮膚が壊死する恐れがあり、ケガなどで立てなくなった競走馬に安楽死の処置がとられるケースは珍しくありません。

ただ、熱中症(とみられる症状)が原因となったケースは本当に稀。本馬は今後、司法解剖が行われるらしいですが、まずは冥福を祈りたいです」(競馬記者)

 JRA競走馬総合研究所によると、人間より暑さに弱いサラブレッドは、気温が28度を超えた段階で熱中症のリスクが高まるという。ウインムートが放牧されていた宇治田原優駿ステーブルがある京都では連日真夏日が続いており、熱中症が原因となった可能性は否定できない。

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