JRA「また2着?」エタリオウ今度こそ……京都大賞典(G2)で克服すべき課題は

6日(日)に開かれる京都大賞典(G2)。中長距離で頭角を現したグローリーヴェイズや、良血馬エアウィンザーが注目されているが、現役屈指の「シルバーコレクター」エタリオウ(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)も、同レースで秋初戦を迎える。
エタリオウは、昨年の青葉賞(G2)や神戸新聞杯(G2)、菊花賞(G1)、さらに今年に入ってから日経賞(G2)など計7回の「2着経験」がある。これまで『未勝利戦』しか勝っていないが、それでも敗れた相手がダービー馬ワグネリアン、今年の天皇賞・春を勝ったフィエールマンなど、現役でもトップクラスの実力を秘めたライバルたちであるため、高い実力を持つことに疑いはなかった。
今年の春こそ悲願の2勝目、さらに重賞初制覇の期待が寄せられたものの、M.デムーロ騎手が騎乗し、2番人気に支持された天皇賞・春では後方待機が裏目に出て4着。そして横山典弘騎手に乗り替わって挑戦した宝塚記念(G1)では、早々に手応えを失い9着に終わっている。
「天皇賞・春では最後方から運び、2周目の向正面からからぐんぐんポジションを上げていきました。しかし、その動きをフィエールマンやグローリーヴェイズらが見逃すはずはなく、一緒に進出。最後の直線ではこの2頭の一騎打ちとなり、エタリオウは3着争いにも敗れて4着になりました。
元JRA騎手のアンカツこと安藤勝己氏は、『エタリオウはスタミナ勝負の読みやったとしても、さすがにスタートからあそこまで下げたら届かない。展開も団子の瞬発力勝負で、軽い馬場といい、力負けでないことは確かやね』と力負けではないと明かしつつ、デムーロ騎手の騎乗をチクリ。
前走でも期待されたものの9着。レース後騎乗した横山典騎手はレース後、『きょうはバテてしまった感じ』と明かし、『友道先生が話されてたけど、天皇賞での疲れの影響があったのかもしれない』と話しています。ここでの走りが実力そのままとは捉えないほうが懸命でしょう。『また2着かも』なんて声も一部から上がっていますが、秋に大輪の花を咲かせるべく、陣営も今回こそは気合いが入っているのでは?」(競馬記者)
夏場を休養に当ててリフレッシュしたエタリオウは、横山典騎手を背に1週前追い切り。栗東・CWコースで3頭併せの真ん中を走り、7F96秒9、ラスト12秒5を記録した。『スポーツ報知』の取材に横山典騎手は「躍動感があった」と好感触を得ていたようだった。
京都大賞典を経て向かうはジャパンC(G1)。3年前はキタサンブラック、一昨年はシュヴァルグランが歩んだローテーションでG1初戴冠を狙う。
エタリオウは京都大賞典でシルバーコレクターを返上し、これ以上ない形で秋の大目標へ向かうことができるのだろうか? 横山典騎手の手腕にも注目したい。
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