GJ > 競馬ニュース > 天皇賞・秋×アエロリット
NEW

JRA天皇賞・秋(G1)「アーモンドアイ切り再び?」アエロリット好走条件揃い踏みで爆走必至

【この記事のキーワード】, ,

JRA天皇賞・秋(G1)「アーモンドアイ切り再び?」アエロリット好走条件揃い踏みで爆走必至の画像1

 27日(日)に東京競馬場で行われる天皇賞・秋(G1)。今年は、最強牝馬アーモンドアイ、皐月賞馬サートゥルナーリア、ダノンプレミアムにワグネリアンと豪華なメンバーが覇を競う。ハイレベルな争いが予想されるが、その1戦で主導権を握ると見られているのが、快足娘アエロリット(牝5歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)だ。

 昨年のマイルCS(G1)は2番人気ながら12着と大敗。さらに今年はアメリカに遠征してペガサスWCT(G1)に挑戦するも、9着と振るわなかった。

 だが国内復帰戦となるヴィクトリアM(G1)では、逃げて5着と復調気配を見せると、安田記念(G1)でも快足を飛ばして、勝ち馬インディチャンプとはクビ差の2着。スタートで不利があったとはいえ、アーモンドアイやダノンプレミアムにも先着し、復活を印象づけた。

 そして迎えた秋初戦の毎日王冠(G2)。スタート時の接触を物ともせずにハナを奪うと、淀みないペースで走りレースの主導権を握る。直線でも粘り、前走で敗れたインディチャンプを抑えて、勝利を上げるかと思いきや、大外一気で飛び込んできたダノンキングリーの前に屈して2着に終わった。

「秋2戦目のアエロリットは、1週前追い切りで美浦のWコースを単走で5F72秒1、ラスト12秒7を記録。中2週での挑戦ということもあり、あまり強く追われていませんでしたが、動きを見る限りは調子を落としているようには見えませんでした。

 3歳時にNHKマイルCを制してG1馬になったものの、古馬になってからはG1で2度2着。勝利まであと一歩届いていません。クラブの方針で来年の3月には引退が決まっていますからね。繁殖牝馬としての価値を高めるためにも、もう一度大舞台での勝利をあげたいところでしょう」(競馬記者)

 すでに引退へのカウントダウンが始まっているアエロリット。ここで大輪の花を咲かせることができるのかが注目される。

「アエロリットの適性距離を考えるならば、マイルCSに向かうほうがいいはず。ところが陣営は昨年2人気ながら12着と大敗したこともあり、『右回りと左回りとでは走りのパフォーマンスが違う』と考え、天皇賞・秋に照準を合わせたようです。

 天皇賞・秋は7着に終わった秋華賞以来、2度目の2000m戦です。距離不安は当然ありますが、同馬は東京競馬場で9戦して3勝、2着4回、4着、5着がそれぞれ1回と、掲示板を外したことがありません。この適性の高さで、距離の壁を超えることができるかが注目されます」(競馬誌ライター)

 快速娘には気風の良い逃げを見せてもらいたい。

JRA天皇賞・秋(G1)「アーモンドアイ切り再び?」アエロリット好走条件揃い踏みで爆走必至のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
  3. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  4. 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
  5. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  6. 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
  7. 【オークス】石川裕紀人が滑り込みでラストチャンスをゲット!?血統的に距離延長歓迎の穴候補に浮上…カワカミプリンセス、カレンブーケドールに続けるか
  8. 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆
  9. 【天皇賞・春】ドゥレッツァでもタスティエーラでもない光明!? レベル疑問の4歳世代に「惑星ステイヤー候補」が登場
  10. 日本ダービー馬は運が良いだけ!? 天皇賞・春(G1)J.モレイラ「完璧騎乗」もタスティエーラ惨敗の絶望感…G1「2勝以上」上積みは2007年ウオッカが最後