
天皇賞・秋(G1)アーモンドアイ「態勢整いつつある」サートゥルナーリア「前走の疲れなし」リベンジ懸ける「アノ馬」に“激走”の気配【2週前追い切り、まとめ】
27日に東京競馬場で行われる天皇賞・秋(G1)へ向け、有力各馬が2週前追い切りを行った。
例年以上の「豪華メンバー」が集おうとしている今年の天皇賞・秋。それでも主役は昨年の年度代表馬か。春の安田記念(G1)で連勝が7でストップしたアーモンドアイ(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)が、巻き返しの秋へ、順調さをアピールした。
美浦のウッドで行われた2週前追い切りでアーモンドアイは5ハロン67.1秒、ラスト12.9秒を計測。手応えは終始馬なりだったが、調教駆けする併せ馬プロディガルサンと併入し、順調な仕上がりを見せた。
この動きに国枝栄調教師も「予定通り。十分でしょう」と手応え。「態勢は整いつつある」と女王復権へ視界良好だ。
そんなアーモンドアイに「世代交代」を告げるかもしれない超大物がいる。神戸新聞杯(G2)を圧勝した皐月賞馬サートゥルナーリア(牡3歳、栗東・角居勝彦厩舎)だ。
ディープインパクトら数々の名馬が駆け抜けた神戸新聞杯だが、今年の“衝撃”は史上最高という呼び声も高い。2番手から抜け出したサートゥルナーリアが馬なりのまま後続を圧倒。春のクラシックでライバルだったヴェロックスに3馬身差をつけ、世代No.1を確固たるものにしている。
栗東の坂路で行われた2週前追い切りでは、4ハロン54.9秒、ラスト12.7秒をマーク。この日は、かなり重い馬場だったが、陣営は「上がった後もけろっとしている」と意に介していない様子。衝撃的な前走に関しても「放牧で疲れは取れました」と反動はないようだ。今回は古馬と初対決になるが、あの走りができれば、世代交代が現実味を帯びてくる。
もう一頭「底知れない存在」として、忘れてはならないのがダノンプレミアム(牡4歳、栗東・中内田充正厩舎)だ。
栗東のCウッドで行われた2週前追い切りで、ダノンプレミアムは6ハロン83.4秒、ラスト12.1秒。前走の安田記念はスタート直後の不利もあり、よもやの最下位。
ゴール後には川田将雅騎手が下馬するシーンも見られたが、この日は「折り合い、反応も特に問題なく調教できた」と大きなダメージはなかったようだ。春にはアーモンドアイと人気を分け合った同馬。今回こそ、決着をつけるか。
PICK UP
Ranking
23:30更新アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「致命的な不利」に武豊が検量室で怒り爆発!? 後のダービー馬を襲った「痛恨」アクシデント
- JRA G1未勝利騎手の「匂わせ」発言がプチ炎上!? 「もはやトップとかG1への憧れはそんなにない」ファンから批判に晒された騎乗スタンスの真意とは
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 武豊を「激怒」させた地方騎手が心中を吐露……交流G1完全制覇を阻まれた「疑惑」のJBCレディスクラシック(G1)を振り返る