JRA「最強決定戦」アーモンドアイVSリスグラシュー! 世界を制した歴史的名牝の対決は……

今年最高のメンバーと言われた天皇賞・秋(G1)で、3馬身差の圧勝を飾ったアーモンドアイ。
3歳の大将格サートゥルナーリアや、ダノンプレミアム、アエロリット、ワグネリアンといった古馬の超一流所を寄せ付けない圧巻の強さ。レース後、主戦のC.ルメール騎手が「エネイブルとは戦ったことはないけど『彼女が(世界の)トップじゃないか』と言えるくらいになった」と世界女王の名を挙げるなど、誰もが認める現役No.1を証明した格好だ。
すでにレースを観たファンだけでなく、多くのメディアからもアーモンドアイに対して「無敵」「最強の証明」「日本最強」など最大限の賛辞が相次いでいる。
たしかにG1馬10頭が顔をそろえたレースで、あれだけの圧勝劇を見せられれば「文句なし」といったところだ。だが、ちょっと待ってほしい。今の日本競馬には、世界に誇るもう一頭「女王」がいることを忘れてはならない。
「天皇賞・秋の前日に行われたコックスプレート(G1)を完勝したリスグラシューですね。このレースは日本で言う天皇賞・秋のようなもので、いわば豪州の最強馬決定戦。今年も地元オーストラリアだけでなく、欧州からも一流馬が遠征してくるなど、大きな盛り上がりを見せました。
アーモンドアイは確かに歴代でも最高クラスの名牝であることは間違いないですが、リスグラシューもすでにその域に達しつつある存在だと思いますよ」(競馬記者)
共に日本の馬券発売によるオッズだがアーモンドアイが単勝1.6倍なら、リスグラシューも世界の強豪相手に単勝1.7倍と圧倒的な支持に応えての勝利だった。その上で特筆すべきは、やはり今春の宝塚記念(G1)の内容だろう。
「最後の直線で、秋には凱旋門賞(仏G1)にも挑戦したキセキを並ぶ間もなく交わした走りは、ある意味、衝撃的でしたね。リスグラシューが強い馬だというのは、もちろん理解していましたが、まさかあそこまで強いとは……。
矢作芳人調教師もレース後『びっくりするくらい強かった』とコメント。秋に遠征を予定していた米ブリーダーズCを牝馬限定戦のフィリー&メアターフから、前年エネイブルが勝つなど毎年超一流馬が集うターフ(ともにG1)に軌道修正したくらいですから。
結局、優先出走権のあるコックスプレートに出ることになりましたが『世界の超一流馬にぶつけたい』と思うのも、当然のようなパフォーマンスだったと思います」(同)
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