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JRA・R.ムーア騎手「不振深刻」で見納めか……エージェント変更も空振り、モーリスなど堀厩舎との名コンビも未勝利で

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 2010年のエリザベス女王杯(G1)を制したスノーフェアリーの主戦騎手として、初のJRA短期免許を取得してから「強い、上手い外国人騎手」の象徴的存在だったR.ムーア騎手。

 今年も来日初週に重賞制覇を飾るなど、いきなり存在感を見せていたが、ここに来て他の外国人騎手たちの勢いに飲まれてしまっている印象だ。

「O.マーフィー騎手やW.ビュイック騎手、L.デットーリ騎手などが、順調に勝ち星を積み上げる中、ムーア騎手はここ2週で未勝利。先週のチャンピオンズCでも伏兵のサトノティターンに騎乗して大敗するなど、どこか“蚊帳の外”の印象です。

実は、ムーア騎手の日本での不振は今に始まったことではなく、今回はエージェントを中村剛士氏から小原靖博氏に変更しての来日でした。しかし、成績はここまで2勝とサッパリ……逆に中村氏が担当したマーフィー騎手が好調ですから、皮肉なものですよ」(競馬記者)

 エージェントの小原氏といえば、かつてブック系エージェントのまとめ役として栄華を誇った存在。今も福永祐一騎手や岩田康誠騎手など、リーディング上位騎手を担当するなど、その手腕に陰りは見られない。

 そんな敏腕エージェントと契約したムーア騎手も復活が期待されたが……。

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