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【ターコイズS(G3)展望】「3歳3強」コントラチェック・シゲルピンクダイヤ・エスポワールが激突!

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 まだ1勝馬ではあるが、大舞台で実績を残してきたのがシゲルピンクダイヤ(牝3、栗東・渡辺薫彦厩舎)だ。

 新馬戦は3着と敗れたが、2戦目の未勝利戦で勝ち上がって2歳シーズン終了。春はチューリップ賞(G2)から始動し、2着に入って桜花賞(G1)への出走権を得る。その桜花賞も7番人気と人気薄だったが、それをあざ笑うように2着に激走してみせ、能力の片鱗を見せつける。

 オークスは12着と大敗してしまうが、秋初戦のローズS(G2)は4着と好走。10番人気と再び人気薄になった秋華賞(G1)では後方一気から上がり最速の末脚を使って3着まで追い込んでみせる。

 父がダイワメジャーということもあり、2歳から3歳春まではマイルで使われ、良績を残している。オークスは距離が長すぎたということだろう。再びマイル戦に戻るここでは、本領発揮することが考えられる。

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 堅実な成績を残してきたという点でエスポワール(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)もチェックしておきたい。

 2歳暮れの阪神未勝利戦で勝ち上がる。3歳春は自己条件戦で2着したあと、2戦目の1勝クラスで2勝目をマーク。クラシックには間に合わず、7月のシンガポールTC賞(2勝クラス)を使われて連勝。秋初戦は秋華賞へ直行し、3番人気に推されるものの9着と大敗してしまう。その後、修学院S(3勝クラス)で4勝目を挙げてここに臨む。

 7戦4勝2着1回3着1回と馬券圏内を外したのは秋華賞だけという堅実派。重賞未勝利に加えてマイルも初挑戦というハンデはあるが。前走を勝っての臨戦ということで、勢いで連勝することもあり得る。

 勢いという意味では前走京成杯AH(G3)を連勝で勝利し、同コースのここに臨むトロワゼトワル(牝4、栗東・安田隆行厩舎)や、中山牝馬S(G3)勝ち、府中牝馬S(G2)2着と牝馬戦で実績を残しているフロンテアクイーン(牝6、美浦・国枝栄厩舎)なども見逃せないだろう。

 今年最後の牝馬限定重賞、ここを勝って来年へ良い流れを作れるのはどの馬か? 発走は15:25予定だ。

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