
JRA川田将雅「銀髪」の決意……打倒ルメールへ見た目から進化!?
6日(月)、京都競馬場で開催された万葉S(芝3000m)は、川田将雅騎手が騎乗して1番人気に支持されたタガノディアマンテ(牡4歳、栗東・鮫島一歩厩舎)が2着に3馬身半差をつけて快勝。今後は天皇賞・春(G1)を目標としたローテーションが組まれる予定となっている。
レースでタガノディアマンテは出遅れたものの、川田騎手は落ち着いて進路を内へ。そのままロスなく回り、スローペースの展開であることを見越してからは外に出し、中団まであがる。そして最後の直線を迎えると、一気に抜け出してそのままゴール。馬の実力もさることながら、川田騎手の判断が冴え渡る1戦だった。
川田騎手はこの土日で5勝。O.マーフィー騎手が8勝をあげたため、リーディングは現時点で2位だが、勝率では4割5分5厘とマーフィー騎手も上回っている。
「昨年は長らく騎手リーディングのトップをひた走っていたものの、後半に怒涛のチャージを見せたC.ルメール騎手に抜かれてしまい、無念の2位。ですが、ルメール騎手に騎手4冠のうち、勝利数、賞金部門、MVJは奪われたものの、13、14年に次いで3度目の最高勝率騎手に輝き、意地を見せました。
昨年は勝利数でルメール騎手を上回ることが出来ずに涙を飲みましたが、それだけに今年にかける思いは強いはず。今年こそは、2016年度の戸崎圭太騎手以来となる日本人のリーディングジョッキーが誕生するかもしれません」(競馬誌ライター)
好スタートを切った川田騎手。ファンからの期待も高まる一方だが、意外なところに注目した人たちも多かったようだ。
「川田騎手の髪色がシルバーアッシュに染められていたんですよ。JRAきってのイケメンですし、とても似合っているのですが、突然の変更に戸惑う人もいたみたいですね。川田騎手は普段からオシャレで身だしなみには気をつけているタイプ。過去には金髪にしたこともありました。気分を一新するために髪色をガラリと変えたのではないでしょうか? 川田騎手なりの気持ちの表れだと思いますよ」(競馬記者)
心機一転を図ったと考えられる川田騎手。今年こそは打倒ルメールを果たし、トップに君臨する!?
PICK UP
Ranking
5:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは