GJ > 競馬ニュース > 武豊『G1完全制覇』の夢  > 3ページ目
NEW

「まだ全体的に緩い」エアスピネルの全弟エアウィンザーの敗戦に落胆する武豊騎手『JRA全G1完全制覇』の夢が「今年がラストチャンス」と言われる理由とは

【この記事のキーワード】, ,

「新馬戦で敗れてしまいましたが、あれは勝ったムーヴザワールドを褒めるべきです。エアウィンザーが時計、内容ともに水準以上の走りをしたことは間違いなく、2戦目で勝ち上がる可能性はかなり高いと思います。ただ、仮に未勝利戦を来月勝ち上がったとして、11月にステップレースで賞金を加算し、12月の朝日杯へ。スケジュール的な余裕がなくなったことは事実ですし、将来性の高い馬なので無理をさせない選択肢も必然的に生まれると思います」(競馬記者)

 確かにエアウィンザーがいくら強くとも、朝日杯フューチュリティSに出走しなければ勝つ可能性はない。

 実際に昨年の1、2着馬だったリオンディーズとエアスピネルがクラシックの壁に跳ね返されただけに、エアウィンザーの将来を考えるなら「マイルの朝日杯を使わない」という選択肢も十分にあり得そうだ。

 鍵を握るのはエアウィンザーの馬主であるラッキーフィールドだが、代表を務める東京鐵鋼取締役社長の吉原毎文氏は、親子2代にわたって武豊騎手と親交を深めている人物。これまでにも1997年の年度代表馬エアグルーヴや2000年のクラシック2冠馬エアシャカールなどを通じて、武豊騎手と大きな成功を収めている。

 果たして、「夢」はまだ潰えていないのか……大器と称されるエアウィンザーの今後の「走り」、そして「進路」に注目したい。

「まだ全体的に緩い」エアスピネルの全弟エアウィンザーの敗戦に落胆する武豊騎手『JRA全G1完全制覇』の夢が「今年がラストチャンス」と言われる理由とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
  2. 皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
  3. 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
  4. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  5. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  8. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  9. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  10. JRA 鼻血を出しながら未勝利馬が初勝利! ウオッカ、オルフェーヴルら過去の名馬も苦しんだ難病、サラブレッドに及ぼす鼻出血の影響が人間と決定的に異なる理由とは