GJ > 競馬ニュース > 武豊『G1完全制覇』の夢  > 2ページ目
NEW

「まだ全体的に緩い」エアスピネルの全弟エアウィンザーの敗戦に落胆する武豊騎手『JRA全G1完全制覇』の夢が「今年がラストチャンス」と言われる理由とは

【この記事のキーワード】, ,

 その上で何よりもエアウィンザーの敗戦で残念なのは、今年の朝日杯フューチュリティSが武豊騎手にとって『JRA全G1完全制覇』の「ラストチャンス」と言われていることだ。

 今年でデビュー30周年を迎え、すでに47歳という武豊騎手の年齢も然ることながら、そんな中で出会ったエアウィンザーという大器。そして、何よりも今年が「ラストチャンス」と言われる所以は、来年から大阪杯が新たにG1に昇格することだ。

 従って、今年の朝日杯フューチュリティSを勝つことができれば文句なしの『JRA全G1完全制覇』となることは間違いない。だが、翌年以降にずれ込むと「大阪杯」という記録達成のための新たなターゲットが出現するということだ。

 無論、武豊騎手には現在、今年の大阪杯2着のキタサンブラックという強力なパートナーが控えており、来春の大阪杯を勝つことも十分に想定できる。しかし、それが競馬である以上、当然ながら絶対ではない。

 さらにJRAは年末の2歳重賞ホープフルSのG1格上げも検討段階に入っており、時が経つほど競馬史の中でも「おそらく武豊騎手以外は達成不可能」とまで言われている『JRA全G1完全制覇』の実現に暗雲が立ち込めることは間違いないだろう。

「まだ全体的に緩い」エアスピネルの全弟エアウィンザーの敗戦に落胆する武豊騎手『JRA全G1完全制覇』の夢が「今年がラストチャンス」と言われる理由とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
  2. 皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
  3. 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
  4. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  5. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  8. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  9. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  10. JRA 鼻血を出しながら未勝利馬が初勝利! ウオッカ、オルフェーヴルら過去の名馬も苦しんだ難病、サラブレッドに及ぼす鼻出血の影響が人間と決定的に異なる理由とは