真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.09.26 10:13
「まだ全体的に緩い」エアスピネルの全弟エアウィンザーの敗戦に落胆する武豊騎手『JRA全G1完全制覇』の夢が「今年がラストチャンス」と言われる理由とは
編集部
その上で何よりもエアウィンザーの敗戦で残念なのは、今年の朝日杯フューチュリティSが武豊騎手にとって『JRA全G1完全制覇』の「ラストチャンス」と言われていることだ。
今年でデビュー30周年を迎え、すでに47歳という武豊騎手の年齢も然ることながら、そんな中で出会ったエアウィンザーという大器。そして、何よりも今年が「ラストチャンス」と言われる所以は、来年から大阪杯が新たにG1に昇格することだ。
従って、今年の朝日杯フューチュリティSを勝つことができれば文句なしの『JRA全G1完全制覇』となることは間違いない。だが、翌年以降にずれ込むと「大阪杯」という記録達成のための新たなターゲットが出現するということだ。
無論、武豊騎手には現在、今年の大阪杯2着のキタサンブラックという強力なパートナーが控えており、来春の大阪杯を勝つことも十分に想定できる。しかし、それが競馬である以上、当然ながら絶対ではない。
さらにJRAは年末の2歳重賞ホープフルSのG1格上げも検討段階に入っており、時が経つほど競馬史の中でも「おそらく武豊騎手以外は達成不可能」とまで言われている『JRA全G1完全制覇』の実現に暗雲が立ち込めることは間違いないだろう。
PICK UP
Ranking
5:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!