GJ > 競馬ニュース > 川崎記念(G1)展望
NEW

【川崎記念(G1)展望】川田チュウワウィザードVS「4歳No.2」デルマルーヴル! 新旧王者が2020年G1開幕戦に集結!

【川崎記念(G1)展望】川田チュウワウィザードVS「4歳No.2」デルマルーヴル! 新旧王者が2020年G1開幕戦に集結!の画像1

 29日、川崎競馬場で今年最初のG1・川崎記念が開催される。

 過去にはダート王に君臨したホッコータルマエが3連覇を飾るなど、実力馬の順当勝ちが目立ったレースだが、近年は2017年のオールブラッシュや昨年のミツバなど、ここで初G1を飾る馬も。今年も多種多様な強豪が顔を揃えた。

 中心は昨年のJBCクラシック(G1)覇者チュウワウィザード(牡5歳、栗東・大久保龍志厩舎)だ。

 2018年12月の名古屋グランプリ(G2)で初重賞を飾ったチュウワウィザードにとって、昨年は飛躍の1年だった。年明けの東海S(G2)こそインティに逃げ切られたが、そこからダイオライト記念(G2)、平安S(G3)を連勝。帝王賞(G1)でも2着し、ダート界の一流馬に上り詰めた。

 待望のG1制覇が訪れたのは、11月のJBCクラシックだ。好位から早めの進出で先頭に立つと、そのまま押し切り。帝王賞で苦杯を舐めさせられたオメガパフュームの猛追をハナ差しのいでの戴冠だった。

 前走のチャンピオンズC(G1)こそ4着に敗れたが、このメンバーなら格上の存在。2つ目のビッグタイトル獲得へ、視界は良好だ。鞍上に主戦の川田将雅騎手が帰ってきたことも頼もしい。

【川崎記念(G1)展望】川田チュウワウィザードVS「4歳No.2」デルマルーヴル! 新旧王者が2020年G1開幕戦に集結!の画像2

 この舞台を得意にしているケイティブレイブ(牡7歳、栗東・杉山晴紀厩舎)も、優勝候補の一角だ。

 ここまで交流G1・3勝と、実績では一日の長があるケイティブレイブ。特に川崎記念は2017年から4年連続の参戦で、1勝2着1回と川崎の2100mを熟知している。昨年は始動戦の川崎記念でミツバに初優勝をさらわれる2着、続くドバイW杯(G1)も直前で出走取消と順調さを欠いた。

 ただ、立て直した秋の浦和記念(G2)で貫禄の勝利と、力はまだまだ健在。

 前走の東京大賞典(G1)では8着と大きく崩れたが、得意のコースに替われば巻き返せるはず。地方の雄・森泰斗騎手との新コンビは楽しみの方が大きい。

【川崎記念(G1)展望】川田チュウワウィザードVS「4歳No.2」デルマルーヴル! 新旧王者が2020年G1開幕戦に集結!のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【阪神JF】リバティアイランド、アスコリピチェーノ、ソダシを超える逸材!? 2歳女王決定戦で買うべき“大物馬主”推奨の2頭
  2. 【香港C(G1)展望】絶対王者ロマンチックウォリアーVS逆襲の女王リバティアイランド! ダービー馬タスティエーラ完全復活なるか
  3. 【阪神JF(G1)展望】L.デットーリ×米国2歳女王メイデイレディが日本襲来! フォーエバーヤング妹など日本の女王候補が迎撃
  4. 武豊「来年が楽しみ」ヤマニンウルス不在でも大健闘…フォーエバーヤング擁する世代レベルの高さも証明
  5. ミホノブルボンvsライスシャワー連想させた「100分の1」の攻防!同一馬によるワンツースリーは平地競走史上初
  6. 【香港マイル(G1)展望】3歳マイル王ジャンタルマンタルが待望の戦線復帰! 悲願達成のソウルラッシュと世界制覇に挑む
  7. 武豊「非常識な最高速」でチェルヴィニア置き去り…他馬を凌駕する切れにC.ルメール「ドウデュースと同じ走りは出来ない」
  8. JRA福永祐一ケイティブレイブ「西日で負けた」はサービス精神!?「面白いんじゃないかと……」ネットを炎上させた”言い訳”の真意
  9. ジャパンCでも天皇賞・秋でも下馬評覆す4歳馬の好走…「最弱世代」の汚名返上着々、出遅れて逃げてもダービー馬に先着の逸材が待望の復帰
  10. ハーツクライ産駒でも走りはディープインパクト?有馬記念に潜むファンの夢と希望とロマンと甘い罠