真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.02.03 19:03
【きさらぎ賞(G3)展望】アルジャンナ・サトノゴールド・ギベルティの3つ巴!? 期待馬実力拮抗の1戦。川田VS武の両騎手対決も見もの!
編集部
9日(日)に京都競馬場にて3歳クラシックへのステップレースとなる、きさらぎ賞(G3)が開催される。
ここ数年勝ち馬がクラシックで活躍していないが、2016年にはサトノダイヤモンドがここを勝って、春のクラシックを賑わせ、菊花賞(G1)を制している。また、その前年は牝馬のルージュバックがここを勝ってオークス(G1)で2着に入った。その他、過去にはトーセンラーやトーセンスターダムといったG1馬がここを勝利して、後の活躍につなげている。
今年は10頭が特別登録を済ませているが、まず注目したいのがアルジャンナ(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)だろう。
9月の阪神でデビュー。新馬戦を快勝したあと、東京スポーツ杯2歳S(G3)に向かうが、コントレイルに及ばず2着に終わった。
父・ディープインパクト、母は米G1勝ちのあるコントコマンドで初仔となる。セレクトセールで約1億8000万円という高額で取引され、期待のかかっている1頭。
1週前追い切りも順調で、坂路で古馬2勝クラスと併せ、4F 52.4-12.3秒で1馬身先着している。
これに対抗する存在がサトノゴールド(牡3、栗東・須貝尚介厩舎)だ。
7月の函館でデビュー。2番手からの競馬で危なげなく勝ち上がると、札幌2歳S(G3)に駒を進めるが、前を捉えきれず2着に終わる。
デビュー戦は2番手から、札幌2歳Sでは最後方からの競馬で、どちらも上がり最速の脚を使って結果を残している。展開に左右されない自在性と高い能力は疑いようがないだろう。
2戦とも武豊騎手が騎乗していたが、今回はまだ鞍上が決まっていないのが気がかりではある。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛