GJ > 競馬ニュース > 高松宮記念トップジョッキー不在
NEW

JRA「リーディング上位不在」!? 高松宮記念(G1)ウィークは「あの騎手」の独壇場か!?

【この記事のキーワード】, ,

JRA「リーディング上位不在」!? 高松宮記念(G1)ウィークは「あの騎手」の独壇場か!?の画像1

 12日、チュウワウィザード(牡5歳、栗東・大久保龍厩舎)がドバイWC(G1)の招待を受諾したことが明らかになった。鞍上は引き続き川田将雅騎手が務める。

 これまでにドバイワールドカップデーに参戦を表明している日本馬は、アーモンドアイをはじめとした豪華な顔ぶれが揃っている。JRA所属ジョッキーは川田騎手以外に、C.ルメール騎手が「アーモンドアイ、ゴールドドリーム」、M.デムーロ騎手が「ラヴズオンリーユー」のコンビで参戦が予定されている。

 また20日にドバイで行われるUAEオークス(G3)に日本馬セランが出走する。その後、選出されればUAEダービー(G2)への出走を予定している。出走となれば、鞍上は武豊騎手だ。

 川田騎手、武豊騎手、ルメール騎手は(O.マーフィー騎手を除けば)リーディング上位3名。デムーロ騎手も今年重賞2勝を挙げ、復活を印象付けている。

 もし4名ともがドバイ遠征すれば、国内は完全にトップジョッキー不在になる。また同じ週に開催される高松宮記念(G1)は、出走予定の有力馬・昨年のスプリンターズS(G1)覇者「タワーオブロンドン」、同レース3着「ダノンスマッシュ」、最優秀3歳牝馬「グランアレグリア」の鞍上が不在になる。

 このトップジョッキー不在の恩恵を一番受けるのは、「絶好調」松山弘平騎手ではないだろうか。今年すでに重賞3勝、リーディング5位につけている。きさらぎ賞(G3)を制したコルテジア、好メンバーの揃ったエルフィンS(L)で快勝したデアリングタクトと、クラシックを狙える牡馬、牝馬をお手馬にしている。

「すでに高松宮記念はアウィルアウェイとのコンビが既に発表されました。しかし、それ以外のレースでも、若手のエース・松山騎手に有力馬の騎乗依頼が殺到するはずだ。その週は中山・阪神・中京の3場開催で騎手も分散するため、なおのことだろう」(競馬記者)

 1日に東京競馬場で「マーフィー騎手5勝、武豊騎手3勝、ルメール騎手2勝」と12レースのうち10レースを3人で独占するという衝撃の出来事があったばかり。その煽りを受けた騎手にとって、トップジョッキー不在は挽回のチャンスになる。

 高松宮記念でも有力馬の棚ぼたチャンスがあるため、思いもよらぬ形でG1制覇する騎手が誕生するかもしれない。ドバイウィークの国内は「鬼の居ぬ間に洗濯」となるだろう。

JRA「リーディング上位不在」!? 高松宮記念(G1)ウィークは「あの騎手」の独壇場か!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
  3. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
  4. 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も
  5. 「うまく力を出せた」2年目女性騎手が2ヶ月ぶり白星! 「負担重量の注意義務」を怠り戒告処分も…翌日1Rで名誉挽回の好騎乗
  6. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  7. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
  8. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  9. 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
  10. 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆