
JRA「マイラプソディ×武豊」目線の先は「クラシック制覇」!? 共同通信杯(G3)土曜のレースにも注目!?
12日、共同通信杯(G3)で1番人気が予想されるマイラプソディ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)が栗東坂路コースで最終追い切りを行い、好時計をたたき出した。
最終追い切りは、単走で4ハロン50.6秒、ラスト12.9秒の時計。1週前追い切りは主戦の武豊騎手を背に、3頭併せCWコースで行い、7ハロン97.9秒ラスト11.9秒をマークしている。1週前ですでに好時計を叩き出して、最終追い切りは流す程度の内容だった。それにもかかわらず、自己ベストを更新する「大物感」あふれる内容となった。
友道調教師は「思っていたよりも時計は早くなりましたが、馬はそんなに無理をしていません。いい調教ができたと思います」とコメントし、自信を滲ませた。また、跳びが大きい馬なので広い東京コースは合っていると、同師はすでに日本ダービー(G1)を視野に入れている様子だ。
マイラプソディはここまで3連勝で、すべてメンバー上り最速を記録している。共同通信杯の登録馬で唯一の重賞勝ち馬。これまでの戦績、調教内容からも、まさに『確勝級』である。共同通信杯で負けていられない。
主戦の武豊騎手は、12日、自身の公式ホームページの日記を更新。マイラプソディについてクラシックパートナーの最有力と前置きをし、「3歳初戦のここで2歳時の3連勝よりもっと成長した姿を見せることができれば、いよいよ大きな夢が広がってきます」と綴っている。天才騎手の目線の先はクラシック制覇である。
共同通信杯の勝ち馬には不思議な特徴がある。近年の勝ち馬は、ゴールドシップ、イスラボニータ、ディーマジェスティといった皐月賞馬が多い傾向にある。東京コースで行われるレースだが、なぜか中山コースの皐月賞と相性がいい。クラシックの登竜門と呼ぶにふさわしいレースである。
武豊騎手はディープインパクト以来、15年間皐月賞勝ちから遠ざかっている。同騎手が言う「大きな夢」のためには、共同通信杯は是が非でも勝ちたいレースに違いない。
またマイラプソディの実力を測るうえで、15日(土)東京競馬場で開催されるクイーンC(G3)にも注目いただきたい。マイラプソディが京都2歳S(G3)で2着に下したミヤマザクラがクイーンCに出走する。もしここで勝つようなことがあれば、マイラプソディの評価が更に上がることになるだろう。
今週末は、武豊騎手のクラシック戦線を占う重要な1戦に注目が集まる。
PICK UP
Ranking
23:30更新アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「致命的な不利」に武豊が検量室で怒り爆発!? 後のダービー馬を襲った「痛恨」アクシデント
- JRA G1未勝利騎手の「匂わせ」発言がプチ炎上!? 「もはやトップとかG1への憧れはそんなにない」ファンから批判に晒された騎乗スタンスの真意とは
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 武豊を「激怒」させた地方騎手が心中を吐露……交流G1完全制覇を阻まれた「疑惑」のJBCレディスクラシック(G1)を振り返る