【阪急杯(G3)展望】JRAダイアトニックVSフィアーノロマーノ「1400m」スペシャリスト対決か!? 高松宮記念(G1)の有力馬に浮上するのは果たして?
3月1日(日)に阪神競馬場にて阪急杯(G3)が開催される。
3月29日(日)に開催される高松宮記念(G1)へ向けて、日程の近い短距離重賞ということで重要な一戦となる。
今年は20頭が特別登録を済ませている。スピード自慢がそろった中で、まず注目したいのがダイアトニック(牡5、栗東・安田隆行厩舎)だ。
昨年は1000万下の特別戦から始動。そこと1600万下の特別戦を連勝してオープン入り。ダービー卿CT(G3)で重賞初挑戦し、4着と好走。続く安土城S(OP)を勝って春シーズンを終える。秋はスワンS(G2)から始動し、前走に続く連勝を飾る。マイルCS(G1)でG1初挑戦するも大敗。今年は京都金杯から始動して、2着している。
全6勝のうち、5勝が1400m戦と距離適性は申し分ない。特に同距離のG2重賞を勝っていることが強みだろう。適距離に戻る今回は外せない1頭だろう。
適距離といえばフィアーノロマーノ(牡6、栗東・高野友和厩舎)にも注目しておきたい。
昨年はダービー卿CTから始動。重賞初挑戦で重賞制覇を飾る。そのまま安田記念(G1)に挑戦するも14着と大敗。秋はマイルCSにぶっつけ本番で挑むが、ここでもG1の壁に阻まれ、13着に終わる。だが、続く阪神C(G2)では2着と好走する。
1400m戦は【1・1・0・2】と連対率は50%。何より前走で阪急杯と同距離同コースを走って2着しているのが大きい。阪神Cの勝ち馬はグランアレグリア。これは相手が強かったということで、着差はついたが評価できるものだ。メンバー落ちする今回は再びの好走も十分ある。
メンバー中、唯一のG1馬となるステルヴィオ(牡5、美浦・木村哲也厩舎)も侮れない。
一昨年のマイルCSを制した後、昨年は中山記念(G2)から始動。3着と好走するが、大阪杯(G1)、安田記念(G1)とG1を転戦し、どちらも大敗して昨年を終えている。
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