真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.06 16:03
2016凱旋門賞馬ファウンドが日本のエリザベス女王杯に!? 「肩透かし」の可能性大も、期待を持ってしまう「要素」はかなり多く……
編集部
2日の仏G1・凱旋門賞を制したアイルランドのファウンド(牝4 オブライエン厩舎)が、11月13日に京都競馬場で開催されるエリザベス女王杯(G1)に予備登録を行ったことがわかった。
凱旋門賞をインコースの競馬から見事に勝利したファウンド。日本代表として挑戦したマカヒキどころか、ポストポンドなど欧州の強豪を完全に置き去りにした競馬は見事だった。そんな「世界最強牝馬」が、日本のエリザベス女王杯にやってくるとなれば、それはもう大騒ぎなわけだが……。
こういった登録後、最終的に世界の強豪が日本のG1レースに出走するという例は少なく、あくまでも「候補の一つ」として登録している場合がほとんど。世界的に見ればブリーダーズカップが開催される米国遠征を選択する場合が多いのが実状であり、今回も期待薄な部分はある。
ただ、このファウンドに関しては「もしかしたら」と期待してしまう理由がいくらかあるのも事実だ。
まず、このエリザベス女王杯は、ここ数年の間に「2度」外国馬が勝利している。2010年の英愛オークスをダブル制覇したスノーフェアリーの連覇である。
スノーフェアリーは3歳時に同レースに出走し、2度ともレベルの違いを見せつける形で勝利。1度目は最後の直線で次元の違う末脚を発揮して、3冠牝馬アパパネや油が乗っていたメイショウベルーガを楽々粉砕。2度目の挑戦においても、ゴール直前で突然「ワープ」のように脚を伸ばし、連覇を果たしている。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛