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凱旋門賞で見えた「世界の頂」の力 表彰台独占の厩舎と世界最強騎手の「技」

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 2日の凱旋門賞(仏・G1)は、アイルランドのファウンド(牝4)が最後の直線、中団前目のインコースを一気に抜け出し、同じくアイルランドの2着ハイランドリール(牡4)と大きな差をつけて優勝。3着にもアイルランドのオーダーオブセントジョージ(牡4)が絡むなど、アイルランド勢が上位を独占する、フランス勢優位の同レースではやや珍しい結果となった。

 さらに、この上位3頭はすべてエイダン・オブライエン厩舎所属という史上初の快挙なのだから驚きだ。オブライエン厩舎といえば、ゴドルフィンのサイード・ビン・スルールと並ぶ現代競馬世界最高の調教師であり、これまでもガリレオ筆頭にロックオブジブラルタル、ジャイアンツコーズウェイ、ディラントーマスにセントニコラスアビーなどなど、歴代の名馬を多数輩出したまさに名伯楽である。

 オブライエン厩舎の実力も驚くが、今回の凱旋門賞においては改めて「騎手」の力を痛感したレースだった。

 ファウンドに騎乗したR.ムーア騎手は、最近では日本でもお馴染みの英国騎手。日本でも短期免許ながらG1レースを数々制しており、その手腕には武豊騎手も「尊敬」の念を抱くと口にするほどだ。凱旋門賞でも、馬場を見極めベストなポジションから抜け出しを図り、見事に勝利を収めた。

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