GJ > 競馬ニュース > 安藤氏「着差以上なんてもんじゃ」  > 2ページ目
NEW

元JRAアンカツ「着差以上なんてもんじゃない」サートゥルナーリア「最強説」も、まだ? 真の現役最強へ試しておきたい「あのレース」

【この記事のキーワード】, ,

「確かに金鯱賞の内容は圧倒的でしたが、やや物足りないメンバーだったことは否めません。そして、それ以上に気になったのが、このレースが1000m通過63.6秒の超スローペースだったということ。次のG1には、あまり繋がらないレースだったことは間違いなさそうです」(競馬記者)

 実際にサートゥルナーリアが、これまで最も後続に差をつけて勝ったのは、ヴェロックスやワールドプレミアら同世代のライバルに3馬身差をつけて圧勝した昨秋の神戸新聞杯(G2)だ。

 8頭立てと少頭数だったこともあり1000m通過は63.4秒。2番手で折り合ったサートゥルナーリアは直線入り口で先頭に躍り出ると、そのまま“ワンサイドゲーム”をやってのけている。

「この神戸新聞杯の内容を受け、次走の天皇賞・秋(G1)ではアーモンドアイらG1馬9頭が揃う中、古馬初対決のサートゥルナーリアが2番人気に評価されました。

しかし、1000m通過59秒で流れたレースで、本馬は最後の直線で伸びきれずに6着……東京競馬場の歓声に折り合いを欠いたと言われていますが、それを差し引いても過大評価だった点は否めません。

昨年末の有馬記念で結果を残している(2着)以上、決してペースが速くなってダメというタイプではありません。ですが、昨年の神戸新聞杯や今回の金鯱賞のような超スローペースの勝ち方を過大評価するのは、少し早計な気がします」(同)

 今回で課題だった左回りを克服し「いざ、東京G1へ」と言われているサートゥルナーリア。だが、記者の発言にもあった通り、日本ダービーや天皇賞・秋の敗戦は「左回り」というよりは、地下馬道など東京競馬場の「環境」に原因があると言われている。

元JRAアンカツ「着差以上なんてもんじゃない」サートゥルナーリア「最強説」も、まだ? 真の現役最強へ試しておきたい「あのレース」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
  2. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  3. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  4. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  5. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  6. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  7. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  10. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは