真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.03.29 18:50

JRA 武豊「走りが本物ではない」高松宮記念(G1)ぶっちぎり「最下位」の謎……アイラブテーラー異例「最終追い切りなし」大敗の舞台裏
編集部
29日、中京競馬場で開催された高松宮記念(G1)は、モズスーパーフレアの松若風馬騎手がデビュー7年目にして嬉しいG1初制覇。2位入線からの繰り上がり優勝だったとはいえ「まさか勝てると思っていなかったんですけど、初めて勝てて、素直にとてもうれしいです」と待望のビッグタイトルに喜びを爆発させた。
その一方、不可解な大敗を喫してしまったのが、アイラブテーラー(牝4歳、栗東・河内洋厩舎)だ。
17着ダイメイプリンセスから離されること11秒。鞍上の武豊騎手が結局、1度もムチを入れることなく、最後は馬なりでゴールした。10番人気の伏兵扱いだったが、ここまで7戦して5勝2着2回の連対率100%と、本来であればここまで大敗する馬でないことは明らかだ。
「うーん、この日は1月以来の休み明けにも関わらず-8kgの426kgと、ただでさえ小さい馬が余計に小さく見えました。ゲートの出こそ悪くなかったんですが、そこからまったくダッシュがつかず、終始後方……はっきり言って、まったくレースに参加しないまま終わってしまいました」(競馬記者)
実際に、武豊騎手もレース後「走りが本物ではなかった」とコメント。「左回りが良くない」と課題を指摘したが、この大敗劇の原因に挙げるには少々無理がある。一体、「何」があったのだろうか?
「実は、アイラブテーラーは最終追い切りを行っていないんですよね。連闘などではそういうこともありますが、約2カ月の休み明けでは極めて異例。それもG1となると記憶にありません。
もっとも1週前追い切りで速い時計は出していましたし、陣営も『これ以上やって馬場に入れると引っかかる』と理由を挙げていましたが……」(競馬記者)
ただ記者曰く、決して「陣営に勝つ気がなかったというわけではない」という。
PICK UP
Ranking
17:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
- JRAが主導する”大改革”で超一流ベテラン騎手が「騎乗馬なし」の異常……競馬界の水面下で今、一体「何」が起こっているのか?
- JRA・M.デムーロ「新築豪邸欠陥トラブル」? オークス勝利も屋上プールの水漏れが深刻。修理資金はダービーで稼ぐ?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- キタサンブラックは「本当に落鉄していた」のか? 決定的な「証拠写真」と共に3つのメディアが示した見解と真相
関連記事
JRA武豊アイラブテーラーで高松宮記念(G1)急遽参戦! 「ドバイ中止で国内騎乗可能に」兄弟子・河内調教師は初G1制覇かかる
JRA「審議」高松宮記念(G1)ダイアトニック3着に疑問の声、続々!? 安藤勝己氏「まともなら勝ち負け」みんなのKEIBA「明らかに勝っていた」
JRA高松宮記念(G1)1位入線クリノガウディー「4着降着」で、モズスーパーフレア繰り上がり優勝!
JRAグランアレグリアらマイルG1馬「全切り」! 荒れるG1・高松宮記念「強力現場情報」をもとに三連複「6点」で攻略!
JRA高松宮記念(G1)グランアレグリア「G1代打職人」池添謙一なら心配無用!? 陣営がスプリント戦対応に自信を見せた理由とは……