GJ > 競馬ニュース > アイラブテーラー 大敗の舞台裏  > 2ページ目
NEW

JRA 武豊「走りが本物ではない」高松宮記念(G1)ぶっちぎり「最下位」の謎……アイラブテーラー異例「最終追い切りなし」大敗の舞台裏

【この記事のキーワード】, ,

 実際に陣営の直前の動きを見ても、ドバイ国際競走が中止になったことを受け、遠征予定だった武豊騎手を指名。ビジネスウエアの製造販売社を手掛けるオーナーの中西浩一氏も『デイリースポーツ』の取材に「(勝ったら)スーツをバラまきますよ!」と、馬主歴30年目で初のJRA・G1挑戦に息巻いていた。

「新型コロナウイルスの影響で先日、日本馬主協会連合会から馬主の競馬場への入場を自粛する旨の発表がありましたが、アイラブテーラー陣営は(本馬を生産した)富菜牧場のスタッフを招待するなど高松宮記念を競馬場で観戦。マスクやアルコール消毒など、非常に気を遣いながら現地に駆けつけて応援していたそうです。

 これだけを見ても、陣営が勝負を捨てていたとは思えません。それだけにこの結果は非常に残念です」(別の記者)

 管理する河内洋調教師も、以前から「調整が難しいタイプ」と指摘していたアイラブテーラー。なお、JRAからは「競走中に前進気勢を欠き入線が遅れた」として平地調教再審査が下されている。これもG1では非常に珍しいケースだが、幸い現時点で故障などの発表はないようだ。

 今回、大きな躓きがあったアイラブテーラーだが、ここまでの8戦5勝という戦績を見ても、まだまだこれからの馬。秋にスプリンターズS(G1)で、今度こそ能力全開と行きたいところだ。

JRA 武豊「走りが本物ではない」高松宮記念(G1)ぶっちぎり「最下位」の謎……アイラブテーラー異例「最終追い切りなし」大敗の舞台裏のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
  4. JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. 武豊の次に「上手い」のはアキヤマ!?「世界No.1」のR.ムーア騎手が「上手な日本人騎手」として武豊騎手の次に挙げた”意外”な名前
  8. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. JRAノーザンファーム時代終焉へ「16億円」大勝負の“答え”が今週末に!? 「33億円の悲劇」から26年……日高関係者の“命運”を背負った良血がついにデビュー!