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2016.10.13 06:20

【徹底考察】秋華賞(G1) ジュエラー「復活へ向けた気迫の最終追い切りは抜群の動き!復調しつつある桜花賞馬の『2冠達成』の可能性を考察する」
監修=下田照雄(栗東担当)
ジュエラーのベストは、やはりマイル前後である可能性が高い。ごまかしの効く京都内回りとはいえ、2000mへの距離延長はマイナスだ。
なお、ヴィクトワールピサの血統構成や兄弟の活躍を見る限り、成長力は高い。桜花賞馬ながら、まだ伸びしろはありそうだ。
≪結論≫
ジュエラーのローズSの敗因は、本当に雨なのだろうか。
というのも、血統背景からはこの桜花賞馬が雨を苦手にしているようには、とても思えないからだ。
半姉のワンカラット(父ファルブラヴ)は短距離戦線で活躍した名牝だが、重馬場でオーシャンS(G3)を快勝。半姉ベアトリッツ(父ディープインパクト)にしても3勝の内、2勝は雨で重い馬場で挙げたものだ。
もう一頭の出世馬で半姉のサンシャイン(父ハーツクライ)にしても、唯一重賞で好走したのは稍重の愛知杯(G3)の2着だけ。後に重馬場の愛知杯で敗れているが、これはレース中に骨折し、そのまま引退を余儀なくされたもので考慮に値しない。
従って父は異なるが、姉らの戦績を見た限りジュエラーが雨を苦手とすることに関しては、疑問符を付けざるを得ない。
ならば替わって父のヴィクトワールピサに焦点が当たるが、出世頭の本馬を除いたパールコード、ナムラシングン、ジョルジュサンク、アジュールローズといった獲得賞金上位4頭は、すべて「稍重以上で勝利経験」を持っている。
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