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JRA桜花賞(G1)美浦「サンクテュエール(聖域)」に桜の花が咲く!? 現場情報を独占公開!!

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 阪神競馬場で12日に開催される桜花賞(G1)。この牝馬クラシック初戦は、過去2年連続で美浦の馬が勝利している。今回は、3年連続を狙っている美浦関係者たちに聞いた「独占情報」を公開しよう。攻略の一助になれば幸いだ。

 昨年、グランアレグリアで桜花賞を勝った藤沢和雄厩舎は、今年サンクテュエールを送り込む。

JRA桜花賞(G1)美浦「サンクテュエール(聖域)」に桜の花が咲く!? 現場情報を独占公開!!の画像1

 アルテミスS(G3)こそリアアメリアの2着だったが、今年のシンザン記念(G3)を牡馬相手に快勝。牝馬クラシックの有力候補として名乗りを上げた。

「最終追い切りは坂路で軽め。時計は出ていませんでしたが、1週前にウッドでしっかりと追っていますし、輸送も控えていましたからね、これくらいでちょうどいいと考えているんでしょう。

 前走はスタートで出遅れながらも勝利。藤沢師も『少し狭いところに入ったものの、結果的に強かったですね』とその能力を称賛していました。昨年のグランアレグリアとはタイプは違うものの、『将来性のある馬ですし、楽しみです』と満面の笑みでした」(美浦関係者A)

 サンクテュエールの馬名の由来はフランス語で「聖域」。聖地にサクラサク?

 チェーンオブラブ(小笠倫弘厩舎)は上位進出の機をうかがう。

 フェアリーS(G3)では後方から脚を伸ばして2着。だが前走のチューリップ賞では末脚が不発に終わり9着に終わった。

「前走後は美浦へ戻らず、栗東に滞在して調整。順調のようで、今週の追い切りもいい動きをしていました。今回、相手は一気に強くなりますが、スタッフは『終いを生かす競馬をするだけ。ハイペースになりそうなメンバー構成なので、一発を期待しています』と力強く宣言してくれました」(美浦関係者B)

 伏兵の台頭に期待!?

 インターミッション(手塚貴久厩舎)を軽視すると痛い目に遭うかもしれない。

 トライアルのアネモネS(L)を勝利。中団追走から最後の直線で外に出されると、懸命に脚を伸ばして見事に差し切って見せた。

「前走後は栗東に滞在して馬体の回復に務めつつ、負荷をかけてきたようです。1週前も今週も馬なりでの調整でしたけど『思い描いていたような体つきになっています。冬毛も抜けて体調も良さそう』とスタッフは状態にご満悦でした。

 気になるのは阪神競馬場への輸送。『馬体が減らなければいいんですけど……』と馬体維持が鍵になると明かしていました」(美浦関係者C)

 過去10年、アネモネS組からは桜花賞3着以内馬は出ていない。この負の連鎖を止めることができるか。

 今年も白熱したレースが期待される桜花賞。牝馬クラシック初戦の行方を見守りたい。

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