真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.05.01 12:00
JRA武豊「イナリワンは引っかかるだけでしたが」天皇賞・春(G1)「大出遅れ」キセキで逃げる可能性は……
編集部
今回、キセキ騎乗にあたり武豊騎手は自身のホームページの日記で、平成最初の天皇賞・春を初騎乗で制したイナリワンを引き合いに出し、「イナリワンはテン乗りではありましたが、調教には何回も乗って癖もある程度はつかんでいました。しかし、今回のキセキはなかなかの曲者。2回乗ったぐらいではつかんだとは言い切れない部分が残っています。イナリワンは引っかかるだけでしたが、キセキはもう少し難しい馬と感じています」と綴っている。
この“もう少し難しい”というところに、武豊騎手がどのような“スパイス”を与えるのか注目が集まる。
先述の癖のある2頭はどちらも逃げ馬。奇しくも今回騎乗するキセキも逃げて実力を開花した1頭だ。否が応でも、武豊騎手の逃げに期待してしまうファンも多いことだろう。
「角居調教師は『ユタカマジックでキセキを見たい』と話しており、明確な指示はしていないようです。確固たる逃げ馬不在のため、ハナを切る可能性は高そうです。最近の天皇賞・春ではキタサンブラックで16年は逃げて、17年は2番手からレースを進めて勝っていますし。ただゲート次第ではありますが……」(別の記者)
果たして平成の盾男は、令和最初の天皇賞・春でどのような手綱さばきを見せるだろうか。まずはゲートを無事にクリアすることを願いたい。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!