JRA「お騒がせ払拭」ダノンプレミアムが安田記念(G1)参戦!! 主戦・川田将雅「アドマイヤマーズ」と新コンビ報道に陣営の判断は……
6月7日に開催される春のマイル王決定戦・安田記念(G1)。東京競馬場5週連続G1の締めくくりとなるレースに、ダノンプレミアム(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎)が出走を予定していることが明らかになった。
今年、ダノンプレミアムはオーストラリアのランドウィック競馬場で開催されたクイーンエリザベスS(G1)で始動。レースでは1番人気に支持され、好位追走から最後の直線入り口で先頭集団に並び掛けるも、伸びを欠いて3着に終わっていた。
今年の安田記念にはダノンプレミアムに加えて、昨年の最優秀3歳牝馬グランアレグリア、国内外でマイルG1・3勝のアドマイヤマーズ、昨年の春秋統一マイル王・インディチャンプ、さらに未完の大器ダノンキングリーといった面々が出走を表明。さらに現役最強牝馬・アーモンドアイも参戦の可能性があるといわれ、例年以上に超豪華なメンバーで開催される見込みだ。
「ダノンプレミアムは、昨年の安田記念でスタート直後に大きな不利。しかも最後の直線では鞍上の川田将雅騎手が追う手を緩めて最下位の16着でゴール。そして入線後、すぐに下馬したこともあり、故障したのではないかとも囁かれました。幸い大事には至りませんでしたが、不完全燃焼だったのは間違いありません。今年は昨年の雪辱を晴らすかのような走りを見せてもらいたいですね」(競馬記者)
今年の安田記念は、現役最強マイラー決定戦と呼んでも差し支えない1戦となりそうだ。しかし、ダノンプレミアムには、その前に解決しなければならない問題があるという。
「鞍上ですよ。先日、ダノンプレミアムの主戦を務めている川田騎手は、安田記念でアドマイヤマーズとコンビを組むと報じられました。そのため、このままだとダノンプレミアムは乗り替わりになります。
有力な候補としてはD.レーン騎手がダノンスマッシュで京王杯スプリングC(G2)に参戦するので、その”流れ”でダノンプレミアムとの新コンビ結成の可能性もありそうです。
近年、川田騎手に次いで中内田厩舎の馬に乗っている藤岡佑介騎手が候補でしょうか。またアドマイヤマーズを降ろされたM.デムーロ騎手が騎乗することになれば、騎手を“トレード”する形になり、色んな意味で面白いのですが……これは難しいでしょうね」(競馬誌ライター)
ダノンプレミアムは誰を背に最強マイラー決定戦に向かうのだろうか。
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