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2020.05.08 21:00
JRA「6億円馬」アドマイヤビルゴが最後の砦!? セレクトセール「最高額落札馬&3億円超え」全馬の“トホホ”な末路……
編集部
2012年のトーセンスターダムが初めて重賞(きさらぎ賞G3・チャレンジカップG3)を勝利し、しかも海外のG1レースを2勝しているが、なんと目立った成績はこれしかない。25頭中、未出走が5頭、JRA未勝利が5頭、1勝のみが5頭、2勝が5頭。皐月賞3着のフサイチジャンクなどもいたが重賞は未勝利。ジェンティルドンナやサトノダイヤモンドの弟という良血馬であっても例外ではない。
この成績から見ても、その年のセレクトセール最高落札馬や3億円を超える高額落札馬は、残念ながら国内のG1どころかG2も勝利できていないのが現実だ。
この中で現役なのはサトノヴィクトリー、サトノソロモン、サトノジェネシス、アドマイヤビルゴ、ダブルアンコール、そしてデビュー前のダノンレガーロ。この6頭は過去のジンクスとも戦わなければならないが、古馬条件クラスにとどまっているサトノヴィクトリー、サトノソロモン、長期休養中であるサトノジェネシスの将来性は疑問だ。
現時点でデビューしていないダノンレガーロや3歳未勝利のダブルアンコールも厳しそう。つまり最後の砦は、京都新聞杯に出走するアドマイヤビルゴなのである。同馬がまず京都新聞杯でG2の壁を突き抜けるか。そして過去どの馬も成しえなかった日本ダービーの頂点に立つことができるのか。その前哨戦となる今週の京都新聞杯は注目の一戦だ。
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