真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.05.09 18:00

元JRA安藤勝己「不思議なレース」を武豊が“真相”証言! 天皇賞・春(G1)「失速」キセキにあった暴走……そして「もう1つ」のアクシデント
編集部
詳細は紙面をご覧いただきたいが、実は武豊騎手もキセキで逃げた際に「ハナに立ってからのタイムとペースからして粘って不思議ではない」と手応えを感じていた。ただ、最後の直線でキセキが持ち前の粘りを欠いてズルズル後退……。
レース後、その失速ぶりに安藤氏と同じように首を傾げた1人だったようだ。
「どうやら1周目のホームストレッチで『落鉄』があったそうです。武豊騎手も気付いていなかったらしく、レース後に他の騎手に指摘されて知ったとか。ただ、その時すでにメディア対応が終わっていたために話す機会がなかったようですね」(競馬記者)
確かに、改めて天皇賞・春のラップを振り返ってみると、掛かり気味のキセキを武豊騎手が泣く泣くハナに立たせた区間こそ12.0 – 11.6と速くなったが、その後は12秒台に落ち着いている。
これは道中11.6 – 11.7 – 11.9 – 11.9 – 11.8と“暴走”し、ドレッドノータスやタイセイトレイルらと失速して7着に敗れた前走・阪神大賞典(G2)とは明らかに異なっている。
武豊騎手にとって1周目のスタンド前でキセキの我慢が利かなくなったのは計算外だったものの、その後はなんとか最善の対応をしていた自負があったのだろう。
「アクシデントも含めてすべて競馬ですからね」
すでに前を向いている武豊騎手。次走に春のグランプリ宝塚記念(G1)を予定しているキセキだが、今度こそ本領発揮といきたいところだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA伝説レコード「1:57.8」サッカーボーイの謎に迫る。1988年から「32年間」不滅、最有力は当時の函館が「洋芝ではなかった説」だが……
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!