GJ > 競馬ニュース > 天皇賞・春 キセキ暴走再び…
NEW

JRA天皇賞・春(G1)「盾男」武豊でもお手上げ!? 「スイッチが入ってしまった」キセキ“暴走”再び……

【この記事のキーワード】, ,

JRA天皇賞・春(G1)「盾男」武豊でもお手上げ!? 「スイッチが入ってしまった」キセキ暴走再び……の画像1

 3日、日曜京都11R天皇賞・春(G1)はC.ルメール騎手の1番人気フィエールマンが勝利した。フィエールマンは天皇賞・春を昨年に続き連覇、鞍上のルメール騎手は史上初となる天皇賞4連覇を達成した。

 その一方、阪神大賞典(G2)を大きく出遅れての7着から巻き返しを図ったキセキ(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)は課題のスタートは決めたものの、6着に敗れた。そこで前走で手綱を取った川田将雅騎手から「平成の盾男」武豊騎手に乗り替わり、陣営は淀の長距離を知り尽くす名手の手綱に期待した。

 だが、またしてもキセキの“悪癖”が大一番の舞台でも妨げとなってしまった。

 注目のスタートは問題なく、スムーズにゲートから出ると外目の3番手の好位に取りついた。武豊騎手もペース次第でロングスパートを選択肢に入れていたのではないだろうか。行きたがる馬を懸命になだめて好位の追走を試みている。

 しかし、鞍上の意に反してキセキの折り合いは一向につかない。武豊騎手は思い切って馬群から一旦距離を置くため、大きく外にキセキを誘導して落ち着かせようとしたが、ついに諦めて先頭に立ったのは苦肉の策だっただろう。

 先頭に立ったことでラップを緩めることには成功したものの、淀の3200mを終始「前向き」に走ってしまっては、余力は残されていなかった。直線に入ると、後続馬に抵抗することもなく6着でゴールした。

JRA天皇賞・春(G1)「盾男」武豊でもお手上げ!? 「スイッチが入ってしまった」キセキ“暴走”再び……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛