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JRA天皇賞・春(G1)「盾男」武豊でもお手上げ!? 「スイッチが入ってしまった」キセキ“暴走”再び……

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 武豊騎手はレース後のコメントで「1周目の直線に向いて、スイッチが入ってしまった。あそこで我慢できなかったぶんがもったいなかった。あとは自分との戦い。2、3番手でおさまっていれば……」と、気性面の課題が大きかったと振り返った。

「ずっと折り合いに苦労していましたね。課題のスタートは問題なくこなしたものの、ああなってしまえば、さすがにどうしようもありません。前向き過ぎる気性はルーラーシップ産駒の特徴で、いい方に出れば闘争心となりますが、悪い方に出ると暴走する諸刃の剣ともいえます。最後は止まっていましたし、キセキは菊花賞を勝っていますが本質的には中距離がベストなのかもしれません。

 ただ、武豊騎手が初めて騎乗したことの収穫はあったと思います。ゲートの問題は矯正することに成功できましたし、次走への期待感もある騎乗内容でした。個人的にはこのコンビで次も見てみたいです」(競馬記者)

 折り合いを欠いたまま淀の長距離を走り、勝ち馬から0秒8差の6着に踏みとどまったことは、キセキという馬のポテンシャルの高さを再認識させられる結果でもあった。思い切った荒療治としてダートや短距離のレースへの転戦も、新たな選択肢とならないだろうか。

 能力のある馬だけに、何とかして再起を期待したい。

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