GJ > 競馬ニュース > 天皇賞・春 キセキ暴走再び…  > 2ページ目
NEW

JRA天皇賞・春(G1)「盾男」武豊でもお手上げ!? 「スイッチが入ってしまった」キセキ“暴走”再び……

【この記事のキーワード】, ,

 武豊騎手はレース後のコメントで「1周目の直線に向いて、スイッチが入ってしまった。あそこで我慢できなかったぶんがもったいなかった。あとは自分との戦い。2、3番手でおさまっていれば……」と、気性面の課題が大きかったと振り返った。

「ずっと折り合いに苦労していましたね。課題のスタートは問題なくこなしたものの、ああなってしまえば、さすがにどうしようもありません。前向き過ぎる気性はルーラーシップ産駒の特徴で、いい方に出れば闘争心となりますが、悪い方に出ると暴走する諸刃の剣ともいえます。最後は止まっていましたし、キセキは菊花賞を勝っていますが本質的には中距離がベストなのかもしれません。

 ただ、武豊騎手が初めて騎乗したことの収穫はあったと思います。ゲートの問題は矯正することに成功できましたし、次走への期待感もある騎乗内容でした。個人的にはこのコンビで次も見てみたいです」(競馬記者)

 折り合いを欠いたまま淀の長距離を走り、勝ち馬から0秒8差の6着に踏みとどまったことは、キセキという馬のポテンシャルの高さを再認識させられる結果でもあった。思い切った荒療治としてダートや短距離のレースへの転戦も、新たな選択肢とならないだろうか。

 能力のある馬だけに、何とかして再起を期待したい。

JRA天皇賞・春(G1)「盾男」武豊でもお手上げ!? 「スイッチが入ってしまった」キセキ“暴走”再び……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!