
JRA NHKマイルC(G1)武豊「痛恨不利」にお手上げ……サトノインプレッサ大敗に「つらい競馬になってしまった」
10日、東京競馬場で行われたNHKマイルC(G1)は、9番人気のラウダシオンが優勝する波乱の結果。鞍上のM.デムーロ騎手は昨年のアドマイヤマーズに続く、連覇達成となった。
その一方、3番人気に支持されながらも13着に大敗したのが、ここまで無敗だった武豊騎乗のサトノインプレッサ(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)だ。
まさに“お手上げ”といった印象のレースだ。この日の東京は、とにかく前に行った馬が有利な馬場コンディション。末脚を身上とするサトノインプレッサには厳しい状況だった。案の定、レースは逃げたレシステンシアと2番手を進んだラウダシオンがワンツーゴール。
外枠の後方勢は、ルフトシュトロームが5着まで追い上げるのが精一杯だった。
「今日のレースは、後方で競馬する馬には厳しい展開でしたね。武豊騎手が『この馬としては出た方』と話した通り、サトノインプレッサとしては課題のスタートを無難に決めたんですが、後方17番手では、この時点で勝負ありだったと述べざるを得ません。
戦前、枠番が決まった際に矢作(芳人)調教師が『また外か。ウチの厩舎のG1は外枠ばかり』と嘆き節でしたが、今回は外枠も大きな敗因だと思います」(競馬記者)
これには武豊騎手も「外枠がつらかった。内枠の前残りのつらい競馬になってしまった」とコメント。さすがの名手も“打つ手なし”といったところか。
「最後の直線で、いい感じでポジションを上げたサトノインプレッサですが『さあ、これから』という時に、ラインベックが外側へヨレた影響で、前を走っていた横山典弘騎手のサクセッションも外へ動いたため、追い出しを待たされる不利がありました。あれがなければ、ここまでの大敗はなかったと思いますが……」(別の記者)
その後、サトノインプレッサがサクセッションを交わしにったところで、今度は外からウイングレイテストに寄られる不利があって万事休す……。レース後、鞍上の横山武史騎手はJRAから戒告を受けており、武豊騎手としても不完全燃焼だったと述べざるを得ないだろう。
この日、横山武騎手は父である横山典騎手とG1で初の親子対決だったが、ほろ苦い結果となってしまった。
戦前、厩舎のエースである皐月賞馬コントレイルと比較して「負かすのは、この馬しかいないんじゃないか」と矢作調教師に言わしめたほどのサトノインプレッサ。残念ながら、今回の敗戦で僚馬が待つ日本ダービー(G1)参戦は厳しいものとなったが、決してこんなものではないハズだ。
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