GJ > 競馬ニュース > 不気味な伏兵ウムブルフ  > 2ページ目
NEW

圧倒的な「血の強さ」を活かし、不気味な伏兵ウムブルフが菊花賞直行! 流れる血脈と「実績」が、東西の2強に襲い掛かる!?

【この記事のキーワード】, ,

 モンズーンは欧州において主に長距離で優れた産駒を輩出しており、G1競走6勝のスタセリタや、2013年のKJQESやサンクルー大賞を制覇したノヴェリストがその代表格。パワーが必要な欧州馬場に対応し距離もこなすスタミナ型の種牡馬である。

 事実、ウムブルフがもっとも高いパフォーマンスを発揮したのは2600mである札幌日刊スポーツ杯。欧州色が強い血統だけに洋芝適性の高さもあるのだろうが、菊花賞でディープインパクト産駒の中でも「例外的」な、モンズーンの血が色濃い走りをする可能性は否定できない。

 スタミナ型の血統背景でいえば、ウムブルフは前述の「東西2強」よりも菊花賞向きと判断することができる。だからこそ陣営は、中長距離であるトライアルには出走せず「ベスト舞台」として菊花賞直行を選択したということではないだろうか。

 おそらく、今回のウムブルフはその不気味さから「穴人気」することとなるだろう。ディープインパクト産駒が一度も勝利したことのない「鬼門」菊花賞で、2強に割って入ってきてもおかしくない「血のメリット」こそ、ウムブルフ最大の武器だ。

圧倒的な「血の強さ」を活かし、不気味な伏兵ウムブルフが菊花賞直行! 流れる血脈と「実績」が、東西の2強に襲い掛かる!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
  7. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  10. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」