JRA「26年」ぶり? 8冠目指す最強女王アーモンドアイの安田記念(G1)出走で再現の可能性が出て来た超レアな記録とは
7日、東京競馬場で行われる春の最強マイラー決定戦・安田記念(G1)で史上初の8冠を狙うアーモンドアイ(牝5、美浦・国枝栄厩舎)だが、8冠以外にも珍しい記録を達成する可能性が出て来た。
今年の春の東京のG1連続開催だが、ヴィクトリアマイル(G1)を単勝1.4倍のアーモンドアイ、オークス(G1)を単勝1.6倍のデアリングタクト、日本ダービー(G1)を単勝1.4倍のコントレイルと1倍台の圧倒的な支持を受けた1番人気が優勝している。
間が空くことなく3週連続(G1)で1倍台の3連勝となるとかなり珍しいケースだろう。1番人気であればまだしも、1倍台までの支持を受けるほどの実力馬が出走して、すべて勝利を収めているとなるとハードルはさらに高くなる。
アーモンドアイは当初、安田記念の出走が予定されていたがヴィクトリアマイルに出走することが発表され、次走は明らかにされていなかった。だが、ノーステッキで楽勝したこともあってか陣営は「ダメージも全然ない」と状態に自信満々、中2週で連戦となる安田記念出走を決断した。
『netkeiba.com』の想定オッズでは1.4倍となっているように、アーモンドアイがこのまま出走となれば1番人気が濃厚だ。そして勝利すれば1倍台の馬が(G1)4連勝となる。
では、直近で単勝1倍台の馬の4連勝はいつだっただろうか。
確認してみたところ、1994年に達成した記録があった。
阪神3歳牝馬S(G1、現・阪神JF)を単勝1.2倍のヤマニンパラダイス、朝日杯3歳S(G1、現・朝日杯FS)を単勝1.5倍のフジキセキ、スプリンターズS(G1・当時は12月開催)を単勝1.6倍のサクラバクシンオー、有馬記念(G1)を単勝1.2倍のナリタブライアンが制して4連勝を決めている。
また、94年には堅いレースが続いた年でもあり、これ以外にも菊花賞(G1)を単勝1.7倍のナリタブライアン、エリザベス女王杯(G1)を単勝1.8倍のヒシアマゾン、マイルCS(G1)を単勝1.7倍のノースフライトが勝って3連勝していた。
菊花賞の1週前の天皇賞・秋(G1)で単勝1.5倍だったビワハヤヒデがネーハイシーザーの5着に敗れたが、レース後に屈腱炎を発症していたことが分かった。もしも故障がなく無事に走り終えていれば達成していた可能性もあったかもしれない。
当初の予定通り、アーモンドアイが安田記念のみの出走であれば成立しなかったであろう記録だ。アーモンドアイは1倍台の単勝オッズで8冠馬の称号を手にし、26年ぶりの4連勝の掉尾を飾ることができるだろうか。
最強女王の規格外の走りに期待したい。
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