真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.24 07:50
【徹底考察】天皇賞・秋(G1) エイシンヒカリ「昨年は逃げずに9着惨敗も、武豊騎手は今年もハナにはこだわらない?昨年の天皇賞・秋の敗因を究明」
監修=下田照雄(栗東担当)
【血統診断】
ディープインパクト×Storm Catは、今や日本を代表するニックス配合。本馬の他に日本ダービー馬のキズナ、エリザベス女王杯のラキシス、桜花賞馬アユサン、ドバイターフのリアルスティールに加え、プロディガルサンやサトノアラジンといった重賞級も幅広く輩出している。
これらの馬たちの活躍距離がマイルから2400m程度であることからも、やはりエイシンヒカリのベストディスタンスは2000m前後になりそうだ。
そこにグレイソヴリン系のカロと、リボー系のKey to the Mintが掛け合わされ、バランスの良いスピードとスタミナに、G1を勝ち切るための底力が加わっている。
ただ、同時に同じ逃げ馬ながらもキタサンブラックなどとは異なり戦績にムラがあるのも、このリボー系の影響を受けていると思われる。リボー系の大きな特徴は良くも悪くも気性の激しさで、勝つ時は大舞台でも本当に強い勝ち方をするが、逆に敗れた時は意外なほどの大敗を喫することも珍しくない。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛