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2020.06.07 18:00
JRA安田記念(G1)アーモンドアイ「シンボリルドルフの呪い」に屈する。調教師帯同できず、主戦騎手が異変報告も「レース出走」後に故障引退……無念の「7冠」から35年
編集部
和田オーナーは「春は米国に遠征し、秋には欧州の凱旋門賞に挑戦するプラン」を計画していたが、シンボリルドルフの体調を見た野平調教師は春を休ませることを提言……しかし、こうなると優先されるのは馬主の希望だ。
結局、野平調教師は遠征の帯同から外され、一般観戦ツアーで現地入りする憂き目に遭った。
体調を管理する調教師が不在という、異例の状況で海を渡ったシンボリルドルフ。実は直前の追い切りで主戦の岡部幸雄騎手が異変を察知し、レースの回避を申し出たが聞き入れられなかったという。
その結果、ルドルフは海外初戦となる米サンルイレイH(G1)で6着に惨敗……レース後に左前脚繋靭帯炎を発症したことが発表され、そのまま引退となってしまった。
中山競馬場で行われた引退式には、G1・7勝を意味する「7番」のゼッケンを着用していたシンボリルドルフ。しかし、様々な意味で未熟だった日本競馬の“事情”に振り回されての故障・引退は、さぞかし無念だったに違いない。
以後の35年間、ディープインパクトら数々の名馬が「G1・7勝」で足並みを揃えているのは、この時のルドルフの「無念」が“呪い”となっているのでは……との“都市伝説”がある。
「ため息しか出ない……」
シンボリルドルフの無念から35年、またもG1・8勝の壁に跳ね返されることなったアーモンドアイの国枝調教師はレース後、そう悔しさを露わにした。しかし、彼女の挑戦はこれが最後ではないはずだ。
今回も「負けてなお強し」の内容だっただけに、前人未到の“皇帝超え”を成し遂げる瞬間を心待ちにしたい。
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