
JRA武豊「超大物フランケル産駒」で“旋風”再び!? 「16冠ベビー」ソウルスターリング女王君臨から3年
2016年、「16冠ベビー」として日本だけでなく、世界的な注目を浴びてデビューした超良血馬がいた。母に仏オークス馬を持つソウルスターリングだ。
ソウルスターリングが異常な注目を集めたのは、なんといっても14戦14勝と無敗のままG1を10勝し「21世紀最強馬」とまで言われたフランケルの初年度産駒だったからだ。
単勝1.7倍でデビュー戦を飾ると、3連勝で阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を制して2歳女王に輝くなど、その期待に違わぬ走りを披露したソウルスターリング。翌年にはオークス(G1)を勝って世代の頂点に立ち、日本に「フランケル旋風」を巻き起こした。
あれから3年。日本に再びフランケルの“高波”が押し寄せるかもしれない。デビューを控える今年の2歳馬には、良質なフランケル産駒が数多くスタンバイしているという。
「ソウルスターリングの快進撃だけでなく、ミスエルテがファンタジーS(G3)を圧勝して、朝日杯フューチュリティS(G1)で牡馬相手に1番人気に推されるなど、当時のフランケル産駒には底知れない魅力がありました。
あれから2頭が頭打ちになって、日本におけるフランケル産駒の評価が落ち着きましたが、海外では英チャンピオンS(G1)を連覇したクラックスマンが世界トップ評価を受けた他、アナプルナが英オークス(G1)を勝つなど、種牡馬として確固たる地位を築いています。
日本でも初年度産駒のモズアスコットが今年のフェブラリーS(G1)を勝つなど、再び評価を上げていますよね。今年、日本で走る2歳馬のフランケル産駒は全体的にレベルが高そうで、楽しみな馬が多い印象です」(競馬記者)
中でも特に話題を集めているのは、母にベルモントオークス(G1)を勝ったミノレットを母に持つマッチレスギフト(牝2歳、栗東・松永幹夫厩舎)だ。
PICK UP
Ranking
23:30更新「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……