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2020.06.14 17:00
JRA武豊ダイアトニックの地力上位! グランアレグリア級「豪脚」のシヴァージも虎視眈々【函館SS(G3)展望】
編集部
G1・3勝の名牝スイープトウショウの産駒として、デビュー時から期待が高かったスイープセレリタス(牝4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が3勝クラスを突破し、2度目の重賞に挑戦する。
これまでマイルを中心に使われてきたが、今回は初スプリントで、初の洋芝。これまでは左回りを中心に使われ、右回り経験は2戦のみ。未知の部分も多く、良血ということで過剰人気になる可能性も考えておきたい。
他にはメイショウショウブ(牝4歳、栗東・池添兼雄厩舎)と、ティーハーフ(牡10歳、栗東・西浦勝一厩舎)の2頭も無視できない存在だ。
メイショウショウブは1勝馬だが、G2で2着2回、3着1回の実績を誇る。2歳時にはアドマイヤマーズと接戦を演じ、昨年12月の阪神Cではグランアレグリアの3着に好走。ここ3戦は2ケタ着順が続いているが、鞍上はこのレース4勝と好相性の池添謙一騎手を予定しており、侮れない存在だ。
通算7勝のティーハーフは5年前の覇者。10歳を迎え、前走の高松宮記念がキャリア50戦目だった。区切りの一戦では17番人気という低評価ながら、勝ち馬と0秒4差の8着と大健闘。直線では、しっかり末脚を伸ばしており、2年ぶり勝利も夢ではない。
実績的には高松宮記念で好走したダイアトニックとシヴァージの2頭が中心だが、ともに洋芝未経験。馬券的中には、洋芝適性を見抜く眼力が問われそうだ。
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