
JRAまだまだ間に合う!? 春の東京開催で「単勝万馬券」級の「爆穴連発」騎手は誰だ……お宝の宝庫はあの条件!
5月からの春G1・5連続開催に盛り上がった東京競馬場も、先週のエプソムCが終了し、残すところ前期開催の平地重賞はユニコーンS(G3)のみとなった。開催は残すところあと2週となり、再開は10月の東京開催まで待たなくてはならない。
今年の春の東京開催はオークス(G1)、日本ダービー(G1)と史上初となる2週連続で無敗のクラシック2冠馬が誕生するなど歴史的な年ともなった。その一方で、NHKマイルC(G1)を9番人気で穴をあけたラウダシオンや安田記念(G1)を単勝オッズ1.3倍に支持されたアーモンドアイが敗れるなどの波乱もあった。
そして、9番人気ダイワキャグニーが勝利した先週のエプソムCでは、2着に5番人気ソーグリッタリング、3着に最低人気トーラスジェミニが入り、3連複は73万9440円、3連単が421万9320円の大波乱の結果に終わった。
このように堅い決着もありつつ、大波乱も目立った東京開催ではあるが、今回は波乱の立役者となった「爆穴騎手」に注目してみたい。
4月から始まった開催で単勝オッズ100倍を超える、いわゆる「単万」の馬に騎乗をして、2回以上の波乱を起こした騎手は以下である。
■伊藤工真騎手 未勝利戦に強く午前中が狙い目
未勝利 ラッキービープラン 13番人気2着 芝2000 174.4倍
未勝利 ウラワザテクニック 14番人気3着 ダ1400 190.7倍
■武藤雅騎手 午後の特別戦以降のダート短距離が狙い目
日吉特別 サンタナブルー 15番人気1着 ダ1400 114.9倍
2勝クラス プレゼンス 13番人気3着 ダ1400 101.7倍
■木幡育也騎手 逃げや追込みの極端な戦法で穴をあける
エプソムC トーラスジェミニ 18番人気3着 芝1800 136.9倍
未勝利 ジオパークアポロ 12番人気2着 ダ1400 172.2倍
■野中悠太郎騎手 平場の芝が狙い目
1勝クラス モデレイト 14番人気1着 芝1600 290.1倍
未勝利 キミノミラクル 9番人気3着 芝1800 100.9倍
注目したいのはこれらの騎手が若手騎手ということだ。騎乗馬の人気がなくとも、馬場や展開をうまく味方につけて好結果を残しているのが特徴といえるだろう。
また、木幡育也騎手のようにチャンスさえあれば、重賞レースでも最低人気馬であっと驚く激走を見せることも珍しくはない。
残すところ2週となった東京開催だが、一発逆転を狙いたい諸兄は、これらの騎手で爆穴ゲットを狙ってみるのも面白いかもしれない。
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
「最強マイラー」に降りかかった予想外の火の粉…「名義貸し」の発覚したオーナーは馬主資格をはく奪、不運の名馬トロットサンダー【競馬クロニクル 第41回】
武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA今村聖奈「大ブレイク」の陰で悲痛な叫び。「何のために騎手になったのか」乗鞍激減、レース開催日に”お留守番”続出
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!